From: Hikari 愛搞機
IQOO NEOは去年のフラグシッププロセッサーSnapdragon 845を搭載したモデルであり、22.5W急速充電、4500mAh大容量電池、6GB+64GBで、値段はたった1,798元(約27,000円)からです。
包装から始めたいと思いますが、その包装はIQOOのデザインを継続し、非対称のデザインを採用し、側面から何本か斜めのオレンジ色のラインが見え、正面はオレンジ色のIQOO LOGOであって、背面はメッセージや数値などが載っています。IQOO NEOの包装は比較的にシンプルであり、暗色系のブラックをバックグラウンドカラーにして、明色系のオレンジイエローを装飾としており、包装として、vivoは少々手間をかけています。
付属品として、あるべきものはあります。保証書、説明書、シリコンカバーケースはすべてあります。Type-Cから3.5mmの変換プラグがありません。なぜなら、IQOO NEOにはイヤホンジャックがあるからです。
スマホ本体に関して、このデザインについてわたしたちはすでに熟知しており、それはモデルデザインとも言うことができます。
正面は6.38インチの「水滴(Dewdrop)ディスプレイ」を搭載し、スクリーンパネルはサムスンのSuper AMOLED(有機EL)を採用し、ディスプレイ比率は19.5:9、解像度2340 x 1080です。スクリーンドライバーはサムスンのS6E3FC2を使用し、スピーカーは正面の頂部にあり、三辺の枠縁と底部の幅はより感知しやすくなっています。
金属の中枠に関して、左側には独立したJovi AIボタンがあり、赤色の明色で区別しています。これは、vivoがJoviをそれほど重視していることがわかります。中低端末機器でさえ、独立のAIボタンを配置しています。このようなことは、Xiaomiやサムスンでは味わえない待遇です。SIMカードスロットは、Jovi AIボタンの上にあり、デュアルNano SIMデザインを使用しており、記憶容量を拡張できません。ですから、64GBの容量を購入する方は慎重に考慮する必要があります。それからアップグレードすることはできません。
中枠の右側には音量ボタンと電源ボタンがあり、ボタンはやや柔らかく、反発は適度です。底部の左から右にかけて、3.5mmイヤホンジャック、メインマイク、Type-C接続口、スピーカーです。イヤホンジャックがあることには点をつけるべきです。頂部は比較的にシンプルであり、ただ一つのノイズ低減マイクがあるだけです。
中枠とディスプレイの間にはより明確にプラスチックのストリップがあって、全体的な質感に影響をもたらしています。
背面は、本体全体の外観IDデザインの注目点です。二つのカラー、ライトニングパープルとカーボンブラックがあり、カーボンブラックはケブラーテクスチャ(Kevlar Texture)のデザインを使用し、明るい所では階段状のテクスチャが見られます。ライトニングパープルはオフィシャルのイメージ画像から見ると、グラデーションのようです。カメラはIMX363を使用し、超広角は800W画素のHynix Hi846を使用し、200WのGalaxycore IncのGC2375を加え、トリプルカメラを力強く搭載しています。そのうちのHynixのCMOSはあまり見られていません。このCMOSはNubia V18で使われたことがあります。撮影のクオリティーに関しては、以下のサンプル画像から参考にしてください。
さらに多くの画像
まとめると、IQOO NEOは一種の洗練感が足りない感じがします。IDデザインも一般的であり、いずれにして1,798元(約27,000円)からのセカンドフラグシップスマホであるので、理解できると思います。
このスマホに注目している方々は、このスマホのプロセッサーに注目していると思います。それはSnapDragon 845であり、去年のアンドロイドフラグシップSoCです。それでは簡単にこの古い友について復習したいと思います。それは10nmプロセス製造を使用しており、CPUは、メインクロック2.8GHzの大コアが4つ、メインクロック1.7GHzの小コアが4つからなる4大コアと4小コアのデザインです。大コアはA75構造に基づいており、すべての大コアには256KB L2キャッシュがあります。小コアはA55構造に基づいており、すべての小コアには128KB L2キャッシュがあります。8つのコアで2MB L3のキャッシュを共有しています。GPUはAdreno 630であり、最高クロック数は710MHzです。
このプロセッサーの性能は今でも非常に強力であり、フラグシップSoCに次ぐ性能を持っています。
わたしたちの手にあるこのIQOO NEOは6GB LPDDR4xのメモリ(RAM)、128GB UFS2.1フラッシュメモリ、サムスンのチップ、詳細型番:KLUDG4U1EA-B0C1を使用しています。
以下は、テストを通して、この古いフラグシップ機を現フラグシップと中高クラスのSoCとのパフォーマンスにおける比較をしました。
CPU上で、今年のフラグシップIQOO(Snapdragon 855)と明確な差があることを見ることができます。シングルスレッドであれ、マルチスレッドであれ、差は大きいです。Xiaomi 9 SE(Snapdragon 712)とMeizu Note 9(Snapdragon 675)のような中高クラスのCPUと比べると、さらに多く優れています。
GPU面における性能の優勢はさらに大きくなっています。性能は、基本的にSnapdragon 712の二倍強ですが、Qualcommはなおフラグシップと中高クラスのGPUにおいて大きな差を作り上げました。近年のQualcommの中高クラスのSoCは、基本的に同じ路線であり、CPU性能は全世代のフラグシップに迫るものがありますが、GPU性能における差の方が大きいのです。ですから、6シリーズと7シリーズは、普通のアプリに対応することは問題ありませんが、ゲームをプレイするなら8シリーズの方が良いでしょう。
すべてUFS2.1フラッシュメモリを使用していますが、Snapdragon 712とSnapdragon 675はシングルチャンネルのUFS2.1フラッシュメモリにしか対応していないので、デュアルチャンネルのスマホのパフォーマンスの方が優れています。
IQOO NEOは4500mAhの超大容量電池を搭載しています。時間の関係上、持続時間テストを行なっておりません。負の最適化がなければ、このスマホの持続時間は悪くないと思います。
充電はvivo Flash Charge急速充電を搭載し、高電圧低電流プランを使用し、10V/2.25Aで、最高充電出力は22.5Wです。
15分間の充電で20%、30分間で充電40%、1時間の充電で78%であり、充電完了までに1時間47分間必要でした。
最高ライン出力は約20W、前半のライン出力は15W以上保っており、充電速度も良く、後半になるとトリクル充電時間の占有率が長くなっています。4500mAh電池に対して、この充電速度は優れています。
トリプル撮影のサンプル:
メインカメラ
ファイン-でHDR効果をプレビューすることができない以外に、撮影はすばらしいと思います。出力速度は速く、撮影の全行程にラグはありませんでした。写真のクオリティーについて、上のサンプルをご参照ください。
Snapdragon 845を携帯して2,000元(約30,000円)を切っているということに関して、このスマホは性能上、ゲーム上での良い選択であると言わざるを得ません。Snapdragon 845の性能は、疑いもなく、Snapdragon 710、Snapdragon 675よりかなり優れており、充電、持続時間、トリプルカメラなどの項目を加えると、+性能を単純に考慮する者でなくても、安心して使用することができます。
しかし、去年の845フラグシップも同じような価格まで落ちたので、このベースに1元(約15円)加えるなら、去年のXiaomiフラグシップMIX2Sを買えることができます。それには、さらに強力なカメラの組み合わせ、ノッチレスフルディスプレイ、ワイヤレス充電対応、多機能NFCなどの実用的な機能があります。
こういうわけで、あなたはNEOを選ぶのでしょうか、それとも旧フラグシップを選ぶのでしょうか?
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出所:愛搞機
翻訳者:Amemoba メディア運営チーム