Redmi K30 4G版レビュー:25,000円の120Hzディスプレイリフレッシュレート、やばくない?
発信元: Regan 愛搞機
25,000円から、120Hzディスプレイリフレッシュレート、フロントダブルパンチホールディスプレイ、27W急速充電、ソニーIMX686 6400万画素のメインカメラ、Qualcomm SnapDragon 730Gなど、これが発表された最新のRedmi K30 4G版です。スマホの価格が打ち出されてから、香ばしい香りがやってきました。わたしたちがよく知っているXiaomiが帰ってきたのでしょうか?いいえ、Redmiです。さっそくRedmi K30 4G(以下はK30と略す)の実際のパフォーマンスを見てみましょう!
外観|Redmi K30 レビュー
今回のK30の外観部分は、主に三つの点があります。第一はフロントダブルパンチホールディスプレイであり、第二はサイドの指紋認証であり、第三はバックカメラの「コイン投入口」デザインです。
まず、このフロントのダブルパンチホールを見てみましょう。画面ロックの状態でよく見ると、実はこの二つのカメラは分かれているパンチホールです。わたしたちに見えるあの「カプセル」形状ではありません。しかし、興味深いのは、ディスプレイ上で表示される時は、「カプセル」の形状になります。システムの状態のところでモードを切り替えるときに、一瞬だけ二つのホールを見ることが出来、他は「カプセル」形状の状態です。
注目すべきなのは、みなさんが関心を持っているパンチホールディスプレイが黄色っぽくなる問題です。少し前に盧偉冰氏もweibo上で解説しました。
以下は盧偉冰氏のweiboから引用しました:
まずLCD液晶層はわずか3μmの極薄かつとても脆い材料であるので、液晶層の上下に平行した二層のガラス(それぞれCFカラーフィルターとTFT基板)が覆い、二つのガラスが理想的な状態の下で平行を維持します。液晶は理論上、黄色くはなりません。しかし、この二層のガラスの平行状態が崩れた時に、液晶の均一性に変化が起こってディスプレイに黄色っぽくなる症状が現れます。ですから、二層のガラスが変形しないようにRedmi K30の新世代パンチホールディスプレイは二つの面から手を付けました:
1.ガラスを厚くする。二層のガラスを強化処理し、全体的に14%厚くし、構造強度を上げる。
2.支柱の密度を上げる。ホール周辺に大量のPS支柱を増やし、また支柱の密度を通常のディスプレイのよりもはるかに高く上げ、パンチホール周辺の二つのガラス構造が安定するように保証する。
筆者は実際に肉眼で観察しましたが、K30のパンチホール周辺には黄色っぽく変色する現象はいっさい起きませんでしたが、少し傾けてみると、いくらかの光漏れの現象が見られます。これは多分、LCDディスプレイのせいでしょう。
パンチホールディスプレイの黄色変色と光漏れの状況に関して、以前に発表されたvivo S5はうまく制御していました。AMOLEDのパンチホールディスプレイ(問題なければ、vivo X30もこのディスプレイでしょう)を使いましたが、ディスプレイに黄色変色と光漏れの現象は起きませんでした。またホールの大きさも特別に小さく、存在感も小さいです。このことは筆者に深い印象を与えました。
今回K30が採用したサイド指紋認証ロック解除のプランですが、サイド指紋認証ロック解除に対して好きな人はとても好きで、嫌いな人はとても嫌いです。個人的に、私はこのK30のサイド指紋認証を気に入っています(注:すべてのサイド指紋認証ではありません。たとえばソニーのは好きではありません)。
実際のロック解除速度はとても速く、スマホを通常握っている状態で、指紋認証のエリアもちょうど親指の近くにあるので、軽く親指を触れればロック解除することができます(プレス解除に設定することもできます)。このロック解除ですが、個人的に画面指紋解除より良いと思っています。もし、あなたは左手でスマホを持つことに慣れているなら、左手の人差し指を登録することができますが、右手のスムーズなロック解除のようにはいかないでしょう。
また、サイド指紋認証のエリアが狭いゆえなのか、指紋登録する時に端まで登録していないなら、解除率が落ちます。ですから、登録する時に可能な限り、指の端の部分まで登録すれば、より良い解除率になるでしょう。
続けて手に持った感覚を述べたいと思います。スマホの重さは208g、筐体の厚さは8.79mm、手に持った時、少し重くて厚い感じがします。背面のガラスのカーブが大きいので、手のひらにフィットして、良い感触があります。
底部にはスピーカー、Type-Cポート、3.5mmイヤホンジャックがあります。また底部には赤外線リモコンセンサーがあります。
バックカメラのデザインは最も多くの人が不満を持っている所です。この「コイン投入口」のデザインは何とも言えません。イメージ画像を見た時は少し格好悪いと感じましたが、実機を手にした時、まあまあ許容できると感じました。
ディスプレイ|Redmi K30 レビュー
K30 は6.67インチLCDディスプレイを採用しました。解像度2400×1080、ディスプレイアスペクト比20:9です。もちろん今回のディスプレイで最大の注目点は120Hzのリフレッシュレートでしょう。まず実測のデータを見てみましょう。
K30のこのディスプレイの実測データは、良い方です。特に色精度の面において、非常に良いです。実際に見た感じもすばらしいです。LCDディスプレイであるので、精度も現在売られている大部分の1080 Aディスプレイよりも優れています。
このディスプレイで最も爽快な点は、やはり120Hzディスプレイリフレッシュレート(内心:高リフレッシュレートYES!)であり、その高リフレッシュレートの良さはここであまり言うことができません。このようなものは体験しなければ分からないものです。言葉だけでは分かりません。LCDディスプレイのこともあって、ぼける時もありますが、筆者が思うには、日常的に使用する分において、影響は大きくありません。許容かどうかとなると、近くのXiaomiの店に行って見てくることをおすすめします。
性能|Redmi K30 レビュー
K30 4G版が搭載しているのはSnapDragon 730G SoCであり、これはこの価格でよく使われているSoCです。6GB / 8GB RAM、64GB / 128GB / 256GB UFS2.1 本体ストレージで、わたしたちが手にした物は8GB + 256GBのバージョンです。以下は実測のスコアです。
CPU性能テスト|Redmi K30 レビュー
GPU|Redmi K30 レビュー
フラッシュメモリ性能テスト|Redmi K30 レビュー
SnapDragon 730Gの性能は今になって、ただ十分に使えるということであって、通常使用には何の問題もありません。ホットなゲームをプレイすることもなんとか間に合っていますが、フラグシップSoCの性能と比べると大きな差があります。結局その価格であるので、十分でしょう。
撮影|Redmi K30 レビュー
K30 バック4カメラ:6400W + 800W + 200W + 200W。メインカメラはソニーIMX686 センサー、6400万画素、1/1.7インチのセンサーサイズ、絞りf/1.7、4 in 1画素の技術に対応し、単位が素サイズ1.6μm、スコア面において、Huaweiフラグシップ機が使用しているIMX600に近いです。超広角の型番はOV8856、800万画素、絞りf/2.2です。また200万画素のマクロレンズと200万画素の被写界深度レンズです。
これから実写のサンプルを見てみましょう:
昼間
超広角
夜景
(普通)
(夜景モード)
(普通)
(夜景モード)
メインカメラにおける昼間のパフォーマンスはすばらしいです。色彩調整はシンプルエレガントな風格であり、見ていて淡々とした感覚で、写真の許容度も高く、解析力に問題はありません。超広角のパフォーマンスは忠実的です。夜景のパフォーマンスは昼間のように明るくはありません。光学手ぶれはありませんが、画面のノイズ、まぶしさの制御はうまくいっています。
まとめるとK30の撮影部分、初のIMX686の調整は優秀であり、撮影の素質はこの価格のレベルを超えていますが、望遠レンズがないことが残念です。
使用体験|Redmi K30 レビュー
システムはアンドロイド10をベースにしたMIUI 11.0.5であり、皆さんがよく知っているMIUIです。それぞれの実用的な機能はすべて揃っており、日常的な使用はとてもスムーズです。またMIUIのシステム動画も良くできています。それに120Hzリフレッシュレートが加わって、スムーズさに磨きがかかりました。
振動モーターは回転子モーターであり、一般的な振動で、振動に対して求めていないなら気になりません。スピーカーはXiaomiが常に誇っている「1217 ultra-linearスピーカー」です。しかし、結局はシングルスピーカーであり、価格を考えると言うことはありません。しかし、XiaomiとRedmiは将来のハイエンドフラグシップ機でダブルスピーカーを使うことを望みます。
K30は赤外線リモコン機能を持っています。日常的にエアコンやテレビを付けるのに便利です。NFC全機能も付いています。セキュリティーカード、銀行キャッシュカード、公共交通カードをペアリングすることが出来ます。
充電&持続時間|Redmi K30 レビュー
K30は4500mAhを搭載しています。2時間の持続時間テストを通して、電池残量は83%でした。持続時間のパフォーマンスは忠実的で、120Hzリフレッシュレートはやはり優れています。筆者のミドルクラスの使用によれば、一日一回充電のレベルです。
充電面:27Wチャージポンプ急速充電、Xiaomi 9と同じものです。わたしたちの実測によれば、充電最高電力は約25Wです。5%から充電始めて10分で20%、30分で54%、1時間で93%、充電完了は1時間13分(73分)を要しました。4500mAh電池のスマホにとって、このパフォーマンスはすばらしいです。
まとめ|Redmi K30 レビュー
筆者はRedmi K30 4G版はすばらしい一台であると考えます。その内の120Hzディスプレイリフレッシュレートは結構加点しています。また初のIMX686の実際のパフォーマンスもすばらしいです。極めて先進的な3.5mmイヤホンジャック、赤外線リモコン、NFC全機能、27W急速充電などすべてあります。
総合的に見て、Redmi K30 4G版のスペックはこの価格に合っています。以上がRedmi K30 4G版に対するレビューのすべての内容です。もし、関連する質問などがありましたら、お気軽にコメントください。
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出所:愛搞機
翻訳者:Amemoba メディア運営チーム