Honor Magic2のセールスポイントとシェアできる部分が多いので、わたしたちは全体的に評価を「外観と使用体験」、「撮影と自撮り」、「娯楽体験」の三部分に分け、この製品をより良く皆さんにご紹介したいと思います。ここでは、主にHonor Magic2の外観と試用体験についてご紹介致します:
評価機器:8GB + 128GB(グラデーションブラック)
Honor Magic2はHonorにとってとても重要な商品であり、Honorが将来に対するトレンドの追尾と実力の誇示を担っています。ですから、わたしたちはこの機種で早めに多くの新鮮な要素を体験することができます。
今回のHonorは機種のカラーにおいて、比較的に前進しており、代表的なグラデーションカラーです。全体から見てもはや単調ではありません。このようなカラーは、他のブランドやHonorの製品の中でもとても人気があります。わたしたちの手にあるのは、「グラデーションブラック」であり、またそれ以外にレッドとブルーから選ぶことができます。
「スライド式」デザインはHonor Magic2のとても重要なセールスポイントの一つであり、それはフロントカメラの場所とノッチの問題を解決しただけでなく、重要なのは、長い間伝統的なデザインから、やっと新鮮な製品が現われたということです。
以前のOPPO Find X vivo NEXから後のXiaomi MIX3、Honor Magic2にくるときも、彼らはみな新しいデザインの考えと方向を見いだすことに努めていました。これは、中国国内でリードしている大きい会社が行なうべきことであり、義務です。
Honor Magic2のスライドのプランはなおXiaomi MIX3のものと大きな区別があります。上にある画像を見て頂くと、Honor Magic2のメイン部品はディスプレイと同じ「層」にあるので、画面指紋認証を入力しやすくなっています。
画面指紋認証以外に、気づいたかも知れませんが、Honor Magic2の充電口はディスプレイと同じ層にあるので、スライドするときにケーブルが引っかかることを心配する必要はなく、サードパーティのケーブルが使えないという心配もありません。
Xiaomi MIX3は設計上のミスがあり、ディスプレイを独立した一層とさせ、ほとんどメイン部品から離脱していると言えます。(機種の後部は主要な容器です)ですから、こんなにも薄いディスプレイモジュールの中に指紋認証を融合させるのは難しくなり、もっと重要なのは、このようにスライドするなら、一定の確率でケーブルの抜き差しに影響を与えるということです。オリジナルのケーブルは問題ないかもしれませんが、サードパーティのケーブルを買うときに厚さを考慮しなければなりません。
わたしは、Mi StoreでXiaomi MIX3を試用したとき、店にあるケーブルは、引きずってスライドして開けたという感覚がはっきりありました。もちろん、サードパーティのケーブルにも影響があるに違いありません。ほとんど問題はないと思いますが、これはXiaomi MIX3とHonor Magic2の最大の相違点の一つです。
Honor Magic2が採用したのは、「バタフライ式5トラックスライド画面」(Butterfly Multi-Track Sliding Mechanism)の設計プランであり、このようなプランの最大の利点はスライドする時は比較的に柔らかく、機械的な感覚(機械感)があまりないということです。「機械感」というのは、スライドするときに、少し固く、比較的に多くの力を必要とします。
どのようなプランがさらに良いのかというような質問には答えがありません。人それぞれの好みは異なるので、このことにおいて争う必要はありません。機会があれば、ご自分で手にとって比較すれば、どちらが好みなのかが分かるでしょう。
フロントカメラに採用したのは、1600万画素+デュアル赤外線カメラの組み合わせであり、実のところ、どのようにこの三つのカメラが組み合わさって作動しているのかはわかりません。しかし、一つ肯定できることは、この二つの赤外線カメラは、暗い光での顔の認証解除成功率を非常に高く引き上げたことです。
このようなトリプルカメラの組み合わせは写真好きな方にとってみれば、非常に大きな誘惑です。わたし自身がよく携帯で身の回りの事柄を記録する人であるので、グルメの店舗や、草花、ビルの掲示板や、公共看板などをすべて携帯で記録しています。
あなたが初めてHonor Magic2を持って外で写真を撮るとき、きれい以外に特にないと感じるかもしれません。しかし、もしあなたがそれを持ってわたしと同じように一日中の出来事を記録しようとするとき、そのフォーカス速度、解像度、シャッター速度、画質、画像容量などがすべてにおいて引き上げられているということを発見するでしょう。これが、トリプルカメラがわたしに与えた最も明確な感覚です。もし、あなたはそれをただきれいな風景だけを撮ることに使うなら、その長所を少しも体感することができないでしょう。
Honor Magic2のカメラは最小0.6倍、最大10倍ズーム撮影に対応しています。クイックボタンは、1倍、2倍、広角の三つの選択になります。
詳細の撮影体験は、別の記事(Honor Magic2の深い評価二:撮影効果と自撮り体験)で皆様にご紹介いたします。そうしないとこの記事が長すぎて、重点がないように見えてしまうからです。
性能面において、Honor Magic2はすでにスマホにおける現在最強のフラグシップ機の一つです。SnapdragonとKirinの二つのプロセッサは半年ごとに交互にリードしていますが、今はちょうどKirin980の優勢時期であり、性能と消費電力においてもSnapdragon845より優れています。
Kirin980は最初の7nmプロセスのAIプロセッサであり、ダブルNPUを搭載しています。これはAI性能を引き上げることに対してとても重要です。独立NPUの重要性は言うまでもなく、スマホの画面表示、ゲームのスムーズさなど、体験するすべてのものを一段階引き上げます。
GPU Turboが出てきた時のパフォーマンスを思い起こしてみると、ダブルNPUが性能に対する貢献がどれほど大きいかを想像することは難しくありません。強力なNPUの補助の下で、Honor Magic2はまた、とても重要な「作品」であるYOYO-AIスマートアシスタントを持ち出しました。
システムとYOYOに関する詳細は、(Honor Magic2の深い評価三:システムと人工知能)においてご紹介致します。
性能面において、Kirin980以外に内蔵ROM128GB、RAM6GB/8GBであり、このようなフラグシップのスペックはどんな主流のゲームも十分にスムーズに動かすことができます。
わたしは「王者栄光」、「PlayerUnknown’s Battlegrounds」、「Asphalt 9: Legends」の三つの比較的主流のゲームでゲームミング性能をテストしてみました。
Kirin980のスマホに対する性能の引き上げは明確です。「王者栄光」を例として、プレイのボタンをタップしてからの起動速度、画面のロード速度、ポップアウトのスムーズさ、ゲームプレイに入る速度など、大幅に引き上げました。なぜなら、普段からわたしはこのゲームをしているので、すべての変化に対してほとんどの違いが分かります。
「王者栄光」は全過程において高画質、高fpsモードで、ゲームは基本的に58-60fps前後であり、比較的に安定し、明確なフレームレートの変動はありませんでした。
豆知識として、ゲームをしているときの操作レベルは、フレームレートとスムーズさに対する影響は明確です。たとえば、一般ユーザーは毎分200回画面をタップしますが、筆者は300回、プロ選手は500回、もしくはそれ以上かもしれません。
高レベルの微妙な操作は、画面の反応速度とゲームのスムーズさに対する要求はとても高いです。ですから、それぞれが測定した結果は異なります。最も信頼できる測定方法は、対人戦です。この反応はスマホのゲーム体験の真のレベルを見いだします。
さらにうまくスマホの性能を測定するために、わたしはもうすぐで半分ゲームのプロになるところでした。ゲームがうまくなればなるほど、ますますゲーム性能に対する発掘が多くなります。
「PlayerUnknown’s Battlegrounds」に対して、わたしたちも同じように最高の画質「超高画質」(オフィシャルでは開放していない)と最高のフレームレートを選びました。これはフラグシップ機を体験できる唯一の方法です。
ゲームの全過程において、Honor Magic2は非常に安定したパフォーマンスをし、一度もラグや画面ロードによる減速の状況は起きませんでした。たとえゲームの中で車を飛ばしても画面の質には影響せず、スムーズさは、以前に評価したROG Phoneに劣ること全くありませんでした。
「Asphalt 9: Legends」のフルバージョンは、現在GooglePlayのみでダウンロードでき、ネットでダウンロードできるものは、ライトバージョンが多く、いくつかの効果やステージがありません。
このゲームはスマホに対する要求はあまり高くありません。それは、スピードを競い合うゲームであるので、異なるスペックのスマホに反映される画面の特殊効果も異なり、スペックが高ければ高いほど、ますます画質はきれいになり、画面にある細部も多くなります。
画面全体の細部はほとんど完全に開放されており、飛び跳ねた水しぶきや雪山に舞い落ちる粉雪など、すべて滑らかに表示されます。性能が追いついていないなら、システムはいくつかの細部の表示を閉じてスムーズさを引き上げます。多くのレーシングゲームはみなこのような機能があります。
このゲームはレーシングゲームの中で傑作とも言えるものです。わたしたちは性能の問題を少しも心配することなく、ただ楽しめば良いのです。今回のKirin980によるパフォーマンスは前世代よりさらに驚くほど優れています。敵対する者が故意にこのスマホを悪く言おうとしますが、性能においてその機会はないでしょう。
「The Day After Tomorrow」は、最近非常に人気のゲームです。その超高画質効果を体験するために、わたしたちは2時間しんどく待ったら、サーバーで待機する人数が20万を超えました。しかし、幸運にも入ることができました。
このゲームには「映画画質」というものがあり、超高画質より良いので、わたしたちは直接その最高ランクを選択しました。このような画質はフラグシップ機でなければプレイすることができません。
「映画画質」と高フレームレートでも、わたしたちは依然として非常にスムーズに操作することができました。また、画面のロードは滑らかであり、どんなラグもありませんでした。以後、わたしたちが行なうスマホのテスト評価は、すべて「映画画質」でテストしたいと思います。
わたしたちはHuawei Mate20シリーズに対して深く評価をしていませんが、基本的にHonor Magic2は疑問に答えてくださいました。Kirinプロセッサは今やすでにQualcommプロセッサ(Snapdragon)と対等です。どの面から比べても、引けを取りません。
確かなフラグシップ機は、良いスペック以外に、操作体験もフラグシップの水準に達していなければなりません。性能をセールスポイントとしている某スマホは、表面的に性能はフラグシップ機ですが、操作体験と使用において基本的に格安スマホです。このような商品は「フラグシップ」と呼ぶ資格はありません。今から詳細においてHonor Magic2の操作パフォーマンスを見てみたいと思います。
多くの人はHonor Magic2のディスプレイは、他のスマホと同じように「体験評価が悪い」かどうかに関心を持っていますが、この疑問に対して答えるのは難しいです。理論的に、人それぞれのディスプレイに対する「反応」は異なります。わたしは個人の体験から描写することしかできません。
Honor Magic2のディスプレイの反応速度は優れており、特に「王者栄光」をプレイしている時、快速コンボを出すときもタッチ切れの状況はありません。わたしはプロの水準ではありませんが、長年プレイしているので、どのようなディスプレイの反応が良くないのかは見分けることができます。
明るさにおいて、わたしはいつも「自動調整」にしており、昼間太陽光で充分な屋外でも、その明るさは望ましく、はっきりとディスプレイの画面が見えます。夜間の真っ暗な環境でニュースを見ても、目の保護モードがあるので眩しくありません。
Honor Magic2本体は若干重く、およそ206g前後であり、Honor V10は176gであるので、手にとっても違いを感じ取れました。しかし、心配はいりません。それは、わたしたちの日常の習慣的な使用と体験に全く影響はありません。使い始めた初日は少し重く感じましたが、二日目にはすでに慣れていました。前に使っていたスマホとの間に過渡期があるということです。
画面指紋認証解除は主流のフラグシップ機に対して必須の機能の一つであり、Honor Magic2の解除方法は2つあり、画面指紋認証と顔認証です。
一般的な状況で、スマホが机の上にある時、直接指で画面をタッチすればできます。もし、手に持っているなら、あなたは姿勢に従って、スライドするか(顔認証)、画面認証するかを選択することができます。基本的にロック解除が不便であることはありません。また、もしあなたがHonor FlyPods Proのワイヤレスイヤホンを購入したなら、Bone Voice ID(骨伝導認証)解除に対応することができ、携帯に触れない状況で携帯のロックを解除し、音声操作することが実現できます。
そして、暗い環境の下でロック解除する評価もとても良かったです。さらには、わたしが真っ暗な状況でも順調に顔認証でロック解除することができました。これは、フロントにある二つの赤外線カメラのメリットであり、顔認証の正確さを多く引き上げました。
多くの人からコメントを頂きましたが、みなさんはスマホのケースが合わないのではないかと、より心配しています。実のところ、それは心配しすぎです。Honor Magic2の付属しているケースがみなさんの問題に応じてくださいます。
スマホのケースの下部に妨げる部分はなく、エッジにはスマホに完全に沿っているカーブがあり、スマホのスライド操作に影響しないので、みなさんは心配する必要がありません。サードパーティのスマホケースも必ずこのようなデザインの考え方であって、スペックに影響を与えることは決してないでしょう。
スマホのディスプレイ保護シールはすでに購入できます。さらに強化シールが好みの人には朗報です。もはや枠が白くなることはなく、スマホケースと組み合わされて使うならほとんど見えません。わたしから提言するなら、オフィシャルの保護シールを買えば、タッチ感覚に影響はないでしょう。安価なスマホの保護シールは基本的にタッチ感覚を損なわせる主な原因であり、500円以下の保護シールは推薦しません。
また、Honorの掲示板ではこのスマホをさげすむ人が多くいますが、ほとんどはAMOLEDディスプレイとして「スクリーンオフ」(スリープ)機能がないからということですが、実はあるということです。ただ見つけてないからです。
スクリーンオフをオンにする方法:設定を開き、デスクトップと壁紙>スクリーンオフをタップしてスクリーンオフをオンにします。また自分の必要にしたがって時間を設定することができます。
Honor Magic2は3500mAhの電池を搭載しており、一見して大きい容量ではありませんが、主流であるフラグシップ機では合理的な範囲内です。重要なことは、それが40W(MAX)の超快速充電に対応していることです。これは、同価格の主流であるフラグシップ機の中では、間違いなく最強であり、それに並ぶ者はいません。
上の図にある充電のグラフから見ることができますが、Honor Magic2はわずか34分で90%の伝量を充電することができました。16万円ほどする特殊なスマホの機種を除いて、この短期間内でその充電速度を超えるものはないでしょう。
フル充電は66分必要であり、個人的には90%あれば、一日充分に使う事ができると感じており、フル充電まで待つ必要はないと思っています。
Kirin980の消費電力に対するコントロールは、前世代のプロセッサよりさらに優れており、わたしたちが消費電力テストをしているとき、Honor Magic2のパフォーマンスは他の主流であるフラグシップ機より優れていました。
某サイトで動画を一時間鑑賞して8%の電池消費
Tik Tokで継続的に一時間視聴して10%の電池消費
「王者栄光」の高画質、高フレームレートで一時間プレイして12%の電池消費
「PlayerUnknown’s Battlegrounds」の最高効果で一時間プレイして10%電池消費
このような電力消費は、主流であるフラグシップ機の中でも非常に優れています。わたしたちが今回テストしているときは、最高の画質と高フレームレートモードで行なっており、このようなモードは比較的に電力を消費することを忘れないで下さい。(消費電力は、温度、遊び方、電池容量の大小など多くの要素に影響されます。上の図にある数値は参考まで)
発熱の状況は、今後一切心配する必要はありません。Honor Magic2はスライドデザインであるので、スライドトラックとの間には隙間があるので、天然の放熱通風口はどんな放熱対策よりも優れています。また長時間ゲームをしているときも、表面温度はよくコントロールされています。スライドデザインにこのようなメリットがあることに、多くの人は思いもよらなかったことでしょう。
Honor Magic2の操作体験はわたしの予想を遙かに超え、わたしの想像以上に優れていました。スライドデザインはネットでささやかれているような「後退デザイン」ではなく、実は会社がさらに完璧なデザインへと向かう唯一の道です。そしてあなたとわたしは、スマホ業界が向かおうとしている完璧の道の通行人です。
総合的に、わたしが体験しているこの数日間において、デザイン的にどんなミスも出て来ませんでした。また使用過程で心地悪いところはありませんでした。ついでにお伝えしますが、オフィシャルサイトで(携帯通信電波)「エレベーターモード」と「新幹線モード」を見たので、エレベーターの中でテストしたら、以前使っていた携帯よりかなり良かったです。小さい地区の中で、このような電波キラー(エレベーター)に対して、Honor Magic2が入った後、4G電波はなくなりましたが、普通に電話することには問題ありません。しかし、他の携帯がエレベーターの中に入ると完全に電波がなくなります。
Honor Magic2は、今現在Honorの最上級フラグシップモデルであり、注目はスペックではなく、使用体験においても大きな進歩があるということです。わたしたちは、システム紹介の文章の中で詳しくみなさんにお伝えしたいと思います。
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翻訳者:Amemoba メディア運営チーム