Honor V20は2019年のフラグシップ機の数値と価格に影響を与える標準的なフラグシップスマホです！わたしたちはHonor V20のレビューを2019年の初日に発表したことは、過去一年に対するまとめであり、新しい一年に対する期待でもあります。また、このスマホはちょうどこのような時期にピッタリなスマホです。
Honorの年度フラグシップ大作として、Honor V20は、皆が知っている去年の新しい技術と機能をほとんど網羅しています。たとえば、Link Turbo、GPU Turbo、THE NINE液体冷却放熱、WLANの三本アンテナ、TOF 3D深度センサーカメラ、YOYO、デュアルチャンネルGPS、4800万画素カメラ、4.5/5A急速充電……
また、Link Turbo、GPU Turbo、CPU Turboなどの技術はすべてHonorが自分で開発したものであり、過去一年の間、彼らは消費者に確かなサプライズを与えて下さいました。少なくても、それはHonorのブランドの評価を大きく引き上げてくださいました。
中国国内の主流である五大ブランドの一つとして、Honorが「ソフト」で展覧した実力は最も突出しており、国内スマホ市場の激しい競争の中で、「ソフト」の実力は、重要になってきています。（主流の五大ブランドは、Huawei、Honor、OPPO、vivo、Xiaomi）
はじめてHonor V20を手にした時、金属の機種であるような感覚がして、背面を触った感覚は、まるで金属ケースの触感であり、全体的に握っていて結構心地良い感じがしました。縁はアーク処理をしていますが、手に「引っかかる」ことはありません。
2名のカスタマーサービスの方に確認したところ、Honor V20の材質は：
機種の背面→ガラス
機種のフレーム→金属
SIMカードスロット→金属＋ブラスチック
今回、Honor V20は、2019年に大きな範囲で普及するディスプレイ下のカメラ技術を採用しました。6.4インチ(2310×1080)ディスプレイ、TFTLCD(IPS)、色域(NTSC)96%。
2Kの解像度を使いませんでしたが、今回のV20のディスプレイの質は明らかに前世代の製品より、かなり多く引き上げられていました。視覚体験はとても柔らかく、特に長時間のゲームやニュースを見る時、目に明らかな乾きや「疲れ」る感覚はありませんでした。（現在市場にある多数のOLED有機ELディスプレイは、長時間使うと目が疲れる症状が見受けられます）
最初にこのタイプのディスプレイ下のカメラ技術を発表したのは、サムスンA8sでしたが、その口径が少し大きいので、発表後に多くのネットユーザーからクレームを受けていました。
また、Honor V20はフロントカメラの占有域をほとんど極限までに減らしました。4.5mmという超小口径を超えることは極めて難しいでしょう。こうしてスマホの正面からの美観レベルを大きく引き上げただけでなく、後に類似したプランを採用する同業会社に対して大きなプレッシャーを与えました。
それは、2018年において、皆がどの機種の「ノッチ」が小さいかを競い合っていましたが、後に「水滴、パール」などのプランに変わったように、今回のHonor V20は2019年に普及する新しいプランを直接極限にまで作り上げました。フロントカメラによる自撮りの質を放棄しない限り、それを超えることは容易いことではありません。
Honor V20は今回、水平配列のカメラモデルを採用しました。背面には指紋認証モジュール以外に、最新のブランドロゴがありました。この新しいロゴは明らかに大らかになっていました。実機は画像で見るより、かっこ良く、買いたい人はまず店に行って、手にする感覚を体験しておくことをお勧めします。
ディスプレイの上部の縁はとても狭く、いくつかのセンサーは機種の上部に設置されています。たとえば、距離センサー、赤外線センサー、ノイズキャンセルマイクなどです。V20はなおも3.5mmのイヤホンジャックを残しました。多くの人が喜んでいるのが聞こえそうです。
受話器はディスプレイの枠縁に設置されており、Honor Magic2と似ています。それは電話を受けたり、かけたりする音量に全く影響しないので、ご安心ください。
Type-Cの充電口は当然ですが、3.5mmのイヤホンジャックがまだあることが良かったです。シングルスピーカーが若干残念な感じがします。
全体的に、Honor V20は、なお「V」シリーズの安定した血筋を継続しており、機種のカラーや外見において大きく変化はしておらず、すべての主流の機能を所有すると同時に、間接的に同業会社に対して大きなプレッシャーを与えました。2019年のフラグシップ機の市場で、中小ブランドにとっても、さらに厳しくなりました。
今回のHonor V20はトリプルカメラを継続しませんでした。Honor Magic2から区別するためかもしれませんが、新しい写真撮影のプランを試したかったのかもしれません。いずれにしても、「4800万画素＋TOF 3D 深度センサーカメラ」のデュアルプランは、完全に想定外でした。
多くの人は、4800万画素のデュアルカメラと現在の主流であるトリプルカメラとではどちらの写真撮影がより良いのかに対して興味を持っていると思います。わたしはV20の写真撮影の性能を試し終えた後に、基本的に、「それぞれに長所があり、絶対的な優劣はない」という答えを出しました。
わたしたちは、トリプルとデュアルカメラの写真撮影のロジックがどういうものかを簡単に分析したいと思います。一般的な状況の下では、一つのメインカメラと補助カメラによって主な撮影任務を完成させます。もし、トリプルカメラであるなら、もう一つの被写界深度カメラか、もしくは広角カメラでさらに多くの画面情報を収集します。
三つ目のカメラはスマホの写真撮影の特徴を決定します。たとえば、大口径、広角、マクロ撮影など、これらはみな発表会の時に重点的に宣伝するセールスポイントです。ですから、トリプルカメラであるかどうかは、幾つかのセールスポイントに影響するかもしれませんが、スマホの主要な写真撮影の質に影響することはありません。
まず、わたしたちはそのメインカメラを見てみたいと思います。4800万画素のメインカメラは、SONY IMX586を採用しました。このカメラの感光部品は1/2インチであり、多くの益をもたらしています。たとえば、さらにクリアな細部とより良い夜景撮影機能です。
以前の主流であるスマホは、ほとんど（カラー＋モノクロ）の組み合わせで、細部を多く捕らえ、夜間撮影をさらにクリアにするようにしていました。また、（広角、望遠）の組み合わせで、さらに優れた昼間の撮影能力を獲得し、写真の多層表現をさらに良くさせました。さらに強力な組み合わせは（カラー＋望遠）であり、写真の「キング」です。
Honor v20はこの4800万画素のカメラを採用して、カラー＋モノクロの機能を融合させました。大きな感光部品と高画素の補助を通して、画面の内容をさらに多く収集するだけでなく、夜間撮影の時にさらに多くの光量を得て、写真全体の質を引き上げることができました。
被写界深度の問題に対して、ちょうどTOF 3D深度センサーカメラが役に立って、さらに全面的な3D立体数値を得ることができました。演算法を通して、大口径の背景ぼかしと同じ効果を得ることが出来、さらに近接撮影の時に得る数値は、写真にさらなる多層表現を与えます。それは、乱雑な画面であればあるほど、ますますはっきり現われます。
以下において、わたしたちはサンプルの中から、この高画素カメラの撮影性能を体験したいと思います（一枚の写真のサイズが大き過ぎて、このプラットフォームに送ることが出来なかったので、すべての写真は圧縮処理をしており、実際のサンプルの質はもっと優れています）：
このような情景に良く出会いますが、その特徴はビルの壁に多くの模様があることです。特に最上階のエリアにおいて、画素数が高くない、もしくは細部を捕らえる性能が良くないスマホからは、はっきり見ることができません。しかしながら、この写真は拡大しなくても、最上階の細部をはっきりと見ることができます。
これは、朝の七時頃に撮影したものです。太陽が出て来たばかりで、明るくなっている様子です。
午後の二時に撮影した建物であり、全体的な細部も良く保たれています。
今回のV20のカメラ調整は比較的に保守的な感じがあって、カラーの飽和度が安定し、はっきりした色差はありません。
逆行撮影時は、基本的にOKであり、少しの欠点はありますが、撮影する主な対象については全く問題ありません。
室内の静物を撮影する過程の中で、V20は基本的にいつでも撮ることができる状態であり、フォーカスしたり、何かのモードを選んだりする必要はなく、撮ったサンプルも非常に安定しています。
細部の表現が強みではないのか？こういうわけで、少し「意地悪」してみます。拡大した後も、基本的にすべての「小さい穴」の周りもはっきりとしています。
また刺激的なものにしてみます。それは基本的にほとんど極限に到達しています。格安スマホに換えたなら、右側の方は基本的に真っ黒でしょう。
密集恐怖症患者は逃げろ！ここに大量のゴマが出没している！
背景のぼかし効果は比較的に柔らかく、塗りつぶした堅い感じはなく、フォーカスした物体の輪郭も比較的にクリアであり、背景のぼかしも自然です。
スマホにとって、夜間撮影は常に手強いのですが、今回のHonor V20の超大画素は依然として頼もしいです。
まとめとして、Honor V20の撮影性能は某メディアが言っているように酷いということは決してありません。また、わたしの一週間にわたる使用経験から見て、その撮影性能は撮影前線にある主流のスマホと明確な差はなく、だれもだれを「秒殺」することはあり得ません。
最近のスマホはみな基本的に一つの領域に長けており、あるものは広角に長けており、あるものは人物像に長けており、あるものはマクロ撮影に長けています。いわゆる撮影が優れているスマホは、これらの領域を少し統合して、それぞれの項目を取り出して遊ぶことができるということに過ぎません。
Honor V20は、大多数の情景の中で実力を発揮することができるカメラであり、特定の情景において不足する部分がありますが、わたしたちが今回手にしたものはテスト機であるので、最適化は最終完全版のものではありません。わたしたちが正式版を得たときに、続けて多くのサンプルを皆様にシェアしたいと思います。
Honor V10はKirin 980プロセッサーを搭載しており、それは非常に強力なデュアルNPUのプロセッサーです。基本的にゲーム性能が大きく引き上げられたこと以外に、機種全体の最適化とシステムリソースの自動整合において、とても優れた補助効果をもたらしています。
このスマホに対して、実はゲーム性能についてわたしたちは心配したことがありません。Honor Magic 2をレビューしている時、わたしたちはこのプロセッサーのゲーム性能にすばらしい評価を与えました。ですから、Honor V20においても例外ではありません。
わたしたちは代表的なゲームを15種類（インストールするプラットフォームはスマホのプリインストールしているアプリストア、Wandoujia）インストールして、Honor V20のゲーム性能に対してテストを行ないました。それらは、（崩壊3rd）、（第五人格）、（Peak Tank）、（PlayerUnknown’s Battlegrounds）、（王者栄光）、（荒野行動）、（Hungry Shark: World）、（Need For Speed: Most Wanted）、（QQ飛車）、（決戦！平安京）、（Hearthstone）、（The day after tomorrow）、（Ninja Must Die 3）、（陰陽師本格幻想RPG）、（Real Racing 3）。
（Real Racing 3）がクラッシュすること以外、すべてのゲームはよく動いており、とてもスムーズです。Kirinプロセッサーのゲーム性能はKirin 970以降において、全く心配する必要はなくなりました。
この（Real Racing 3）のゲームは沢山のバージョンがあり、インストールできるかどうかは運次第であり、いくつかのプラットフォームを探せば解決します。これもまた、間接的にアンドロイドシステムの断片化がもたらす問題を実際に現わしています。サードパーティの応用とゲーム側は、それぞれのスマホに対して個別の最適化を行なわなければなりません。そうでなければ、クラッシュやインストールできない問題が起きやすくなって、比較的に重いゲームは「大きな災難」となってしまいます。
ゲーム性能と比べて、多くの人が気にしているのは、フロントカメラの位置がゲームや日常の使用に影響するかどうかということです。このためにわたしたちはレビューしている時に特別に注意しました。
上の画像は、いくつかの流行っているゲームとYouku動画の画面であり、フロントカメラの位置（左下の端）は、正常な画面表示に全く影響はありません。小さい部分が隠れますが、どう見ても2018年の大きなノッチを持つスマホの画面よりかは遙かに優れていないでしょうか？
また、この口径はわずか4.5mmであり、他社の同じような製品でもそれより小さくなることは難しいでしょう。もし、スマホ業界のニュースに注意を払っているなら、Honor V20が発表された後、このようなデザインは良くないという他社からの話はないことに気づくと思います。なぜなら、これは大きなトレンドであり、彼らも使おうとしているからです。
発熱状況は、個人的な感覚として、完全に許容範囲内です。今は冬場なので、熱くてもそんなに熱くなることはありません。発熱の限界を見たいなら、夏まで待つ必要があります。
Honor V20は、今回でやっと電池を4000mAhまで増やしました。付属充電器は4.5V/5V、あるいは5V/4.5A、あるいは5V/2Aの出力に対応しています。最高22.5Wまで充電パワーを持ち、49,000円台のスマホの中では、遅いことはありません。わたしたちの充電テストの過程で：
30分で55%の充電
1時間で95%の充電
完全充電は76分かかりました。
電力消費テストの時、一般的な状況の下で、テスト機の持続時間は良くないということにわたしは心配していました。なぜなら、システムの最適化が最終の完璧なバージョンではないからです。しかし、テストの過程の中で、そのパフォーマンスはかなり良かったです。少なくても正常な範囲内にありました。
Bサイトのオンライン動画を1時間視聴9%
TikTokのオンライン動画を1時間視聴8%
（王者栄光）高画質で1時間プレイ12%
（PlayerUnknown’s Battlegrounds）新しい地図で1時間プレイ20%
（荒野行動）高画質1時間プレイ14%
テストの全行程は5時間であり約63％消費しました。このような持続時間は、現在主流であるフラグシップ機から見ても、とてもすばらしいと思います。もし、日常的な使用であるなら、一日の持続を満たすことは全く問題ありません。
Honor 「V」シリーズの製品に対して、わたしはよく熟知しており、昔のHonor V9でさえもわたしの家で「服役中」です。このシリーズの製品には、明確な特徴があります。それは、「目立とうとせず、新しさを追求し、安定性を求め、売れ筋である」ということです。
前にV10をレビューした時に、よくこのように言っていました。「もし、あなたは安定した、性能が十分な、質の良い、評判が良いHonorのスマホを買おうとするなら、『V』シリーズは第一希望で間違いないでしょう」。
すでに多くの人がこの機種を手にしたでしょう。また、ある人は在庫切れで買えなかった人もいると思いますが、わたしの予想によれば、まもなく大量入荷があります。
わたしたちは、V20に関するさらなる多くの内容をこれからのテスト過程の中で続けて掘り下げていきたいと思います。もし、新しい発見があるなら、即皆様にシェアしたいと思います。
出所：
翻訳者：Amemoba メディア運営チーム