新旧式ノキア3310内部の対比|ノキア3310レビュー

先日、筆者は新式のノキア3310を解体した。

内部構造は非常に簡素であり、意外なのは、内部に3つのチップしか存在していないということ。

詳しい情報は「3つのチップしか存在しない、復刻版のノキア3310を解体」

皆様から頂いた「新式のノキア3310だけでは足りない。2000年に発売したノキア3310も加えて比較した方が面白い。」という意見を参考にして、この度2000年旧式のノキア3310を手に入れ分解に至った。

この旧式ノキア3310を実際に使用されたことがある方はどのくらいらっしゃるだろうか。

コンフィギュレーション|ノキア3310レビュー

基本データ

発売時期:2000年

スマホ規格:ストレート

参考価格:既に生産中止のため不明

市場価格:480~1000元(約8000円~17000円)

スマホ制式:GSM

ネット支持:GSM

支持周波数(MHz):900/1800

通話時間(分):140-255

待機時間(時間):55-245

バッテリー容量(mAh):850

バッテリーモデル:リチウムバッテリー

解体|ノキア3310レビュー

 

旧式の方がこじ開けやすい。

バッテリー交換可能デザインを採用し、バッテリー容量は850mAhである。

新式3310もバッテリー交換可能デザインを採用し、バッテリー容量は1200mAhで、約50%もの容量アップがされた。

旧式の3310はバックカバー交換可能のデザインを採用し、スマホ本体はイン&バックカバーに厳密に包まれている。

新式の3310イン&バックフレームワークはネジで固定されている。

旧式の3310は六本のT6ネジで固定されている。

ネジのサイズは大きい。

旧式の3310は大量のモジュール化されたデザインを採用している。SIMカードスロット、充電接続口、イヤホン接続口、送話器等の部品は白いプラスチック中枠箇所に収められ、スポットを通してマザーボードと接続されている。壊れたパーツ箇所も、容易に部品交換がしやすい。

新式3310の部品はマザーボードに収められ、バックカバーにスピーカーとフラッシュの各一つだけが組み込まれている。

旧式3310のスクリーン、キーボード、スピーカー(イヤピース)は全てスポットを通して接続され、一つのプラスチック製ボードに収められている。

新式3310のスクリーン、キーボードはインカバーに収められている。スクリーンは2.4インチで解像度320*240規格のハイビジョン・カラースクリーンであり、配線を通してマザーボードと接続されている。スクリーンは大きくなったため、キーボードのサイズは逆に小さくなっている。

旧式3310のマザーボードの集成度は意外に高い。無線周波数地域とAP地域をパーティションするデザインは、2000年のハイエンドスマホ業界の製造技術を代表している。

32bARM7EJ-S RISCプロセッサ、GSM/GPRS/EDGE-Rxラジオ、LCDコントローラ、QPIとSPIシリアル・クイックメモリ、Bluetooth、5*5キーボードコントローラ、ハードウェア・データ制御機UART二つ、921/600bpsまでのボーレートの支持可能、FS/LS USB1.1設備コントローラ、リチウムバッテリー充電器とLDO給電メディアカード14個、セキュリティデジタルメモリカード、ホストコントローラにI/O二種類の電圧電源がある、SDIO外部設備を対応可能のSDIO接続口、オーディオI2Cメイン接続口と外部設備管理に使うDAI/PCM&I2S接続口、外部設備管理に使うSPIメイン接続口。

SoC MTK MT6260CA:SoC MTK MT6260CA

NORFlash 128Mb MXIC MX25U12835F:NORFlash 128Mb MXIC MX25U12835F

射频功放:無線周波数増幅器

新式3310のマザーボードには3つのチップがある。SoC、クイックメモリ、増幅器等のマザーボード部品が大幅に減少されたということは、我々に日々科学の日進月歩を実感させてくれる。たった3つのチップだけで、私達が複合機に求める欲求を全て満たしてくれるのだ。

以上、新式&旧式ノキア3310を解体した比較である。

もしこれでもまだ物足りないと感じるようであれば、実は、筆者にはまだ手元にレプリカの3310がある。

では早速解体してみよう。

この3310は筆者が99元(約1700円)でネット上で購入したものである。

購入時に復刻版の3310はまだ展開されていなかった。

手に入れた時、筆者は初めこれが復刻版の3310と認識していた。

しかし、実はレプリカであり、この3310の作りはとても粗悪であることがわかる。例えば、写真のような雑な隙間のこと。

本物の3310を手に入れた際に気付いたことは、レプリカの方が本物より一回り大きいということ。

本物の3310は光沢に富むポリカーボネート材質のデザインを採用しているが、レプリカはスクラブ・テクスチャのプラスチック材質のデザインを使用している。

レプリカ3310のバックカバーにはロゴが付いていない。

バックカバーを開けると、テカリがあるバッテリーが出現してくるが、筆者はこれを直視することはできない。

バッテリーを取り外したのち、筆者はネットワークライセンスを見つけることができなかった。また1700mAhのバッテリーは本物のバッテリーより500mAhも増している。

六本の定着用ネジを取り外す。

スクリーンは直接溶接され、隣りの黒い配線は恐らくアンテナとみえる。

キーボードは取れる。

スピーカーは二つのネジを通して中枠に固定されている。

大型スピーカー!さすが復刻品、ある意味驚いた!

全ての部品はマザーボードに接続されている。スピーカー、カメラ、フラッシュ、スクリーン、カードスロット、mic、イヤホン穴、充電穴の配列を見たら、模造品の特徴が強く反映位していることが分かる。

そう、見間違えではないとおもうが、展讯(スプレッド、中国電子会社)複合機チップというダブルチップ応用の解決方案を採用している。

筆者はこのようないわばパクリともいえるものを決してお勧めはしない。関連する認定試験に合格せずに、安全性や機能面は保証できないからである。

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出所:GeekBar.cc

翻訳者:Amemoba メディア運営チーム

HP:www.amemoba.com

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