WWDC2018:iOS 12新機能を一気に総括
WWDC(Worldwide Developers Conference)とはアップルが毎年開催している開発者向けのイベントです。
9月に開催されるアップル新製品発表会の次に重要な技術的なイベントであり、世界の開発者のためのサミットでもあります。
今年のWWDC 2018は6月5日未明(日本時間)に幕が開きました。
今大会の注目すべきところはやはりティム・クックCEOの基調講演です。基調講演においで、Appleの4大OSシステム、 iOS、macOS、tvOS、watchOSが重要なポイントになります。
「WWDC2018にはハードウェアは発表されず、ソフトウェアの発表のみでした。」
以下は、WWDC2018開発者向けイベントの最大のハイライトをまとめたものです。
iPhone、iPad iOS12のアップデートのハイライト要約
・パフォーマンスの大幅な向上
基本となるiOS 12システムは、プロセッサの処理速度を向上させるためにCPU性能に最適化されており、さらにiPhone 5やiPad Airなどの旧型デバイスにも適用できます。
アプリの起動は40%、キーボードの表示は50%、ホーム画面からカメラアプリのスワイプ移動は70%スピードアップしています。 このうように、iOS 12のCPU性能の最適化は古いデバイスを高速化させることが分かります。
・AR機能の再アップグレード
新しい基本アプリ:Measure(AR空間で実施可能)
ARは複数の人が同じ空間で交流できる共有体験機能を追加することによって、AR空間の利用及び新しいARオフイルムフォーマットUSDZを強化します。
・Siriの機能がより賢く
Siriの新機能は、オリジナルフレーズを追加することができます。
要するに「ショートカット」機能が追加されました。Apple Siri +workflow= ShortCutsによって、編集された操作をフレーズで起動できます。
おすすめ機能では持ち主の個人の日々のデータを記録し、アプリでよく行うことを参考に「次はこの操作」と自動的に進めることができます。
・新しいミー文字(Memoji)を導入し、新たなアニ文字(Animoji)画像を追加
アップルはiOS 12で新しい表現シリーズミー文字を導入し、ユーザーは自分のアニ文字を作ることができます。
新しいアニ文字キャラクター、トラ、コアラ、ティラサウルス、ゴーストを追加しました。
・写真アプリの機能が向上、写真検索機能がよりスマートに
iOS 12の写真アプリには、写真ライブラリの画像を整理する写真タグ機能が追加されています。 検索機能を使用すると、目的の写真をすばやく見つけるのに便利です。
・新たなおやすみモードを追加
おやすみモートには寝る時に通知をブロックする機能が追加され、モード起動すると同時に通知がブロックされ、より良い睡眠が取れます。アプリの通知がグループにまとめて表示されるようになり、通知を一個ずつ消すのではなく、ワンタップで無効にすることができます。
・新たなSCreen Time機能を追加
SCreen Time機能では、あなたが電話を使用した回数とアプリの利用詳細情報を一覧表示することができます。
・新しいアプリApp Limits の「中毒防止」機能
スマートフォン電話の普及に伴い、私達は毎日携帯電話に多くの時間を費やしています。App Limitsの「中毒防止」の機能は、自分でアプリの利用制限時間を設定することができます。
・Face Timeのグループ通話
iOS12のFace Timeは、最大32人のグループ通話に対応しています。
発言中のユーザーのタイルは自動的に大きく表示され、任意のユーザーのタイルはスワイプできます。
・Carplayによるサードパーティアプリケーションのサポート
Carplayはアップデートされ、サードパーティのナビゲーションアプリをサポートし、アップルマップ以外のマップも使用できるようになり、旅行ナビゲーションの正確さが大幅に向上します。
さらに、iOS 12はiPhone 5s以降のモデルをサポートしています。詳しくは下の表を参照してください。
以上、ios12の新機能のまとめでした。
当文書はGeekbarの許可を得て弊社が翻訳したものです。許可を得ずに画像および文書の転載などは禁止です。
出所:GeekBar.cc
翻訳者:Amemoba メディア運営チーム