今年のXiaomiフラグシップ機は往年より早めに発表されたので、わたしたちのレビューも早めにしました。
Snapdragon 855 SoC
超広角マクロトリプルカメラ
ホログラフィック幻彩色ガラス本体
第五世代画面内指紋認証センサー
27W急速充電、20W急速ワイヤレス充電
6+128定価約50,000円、8+128定価約55,000円
Xiaomiは今回のフルディスプレイ案で、去年の年末に結構流行った水滴型フルディスプレイを採用しました。Xiamiは「真珠画面」と呼んでおりXiaomi数値シリーズのダブルガラスデザインを継続しました。本体の三サイズは、157.5mm、74.67mm、7.61mmであり、重さは173gです。この重さは、300gのスマホが多くなる中で、際立ってとても軽いです。
正面はCorning Gorilla Glass 6を採用し、頂部に長いスピーカーがあり、その下に「真珠型カメラ」があり、LEDリマインドライトはスピーカーの右側にあり、上下左右は均等な幅ではなく、頂部と底部は左右の幅より広いです。正面の下のほうに第五世代画面内指紋認証センサーがあります。画面ロック状態ではリマインドがあります。
カメラの配列は2018年におけるXiaomi伝統の信号機デザインから抜け出しました。正面の画面内指紋認証がバックの指紋認証を置き換えたので、バックに以前の指紋認証の穴はなく、一体型で、見た目もアップグレードして、ガラスの四辺はすべてカーブ処理が施され、本体が手のひらに対するフィット感が良くなり、持つ感触が向上して、今回のホログラフィック幻彩色ガラスデザインに対して良い評価をもたらしました。
カメラは従来の左上の角にあり、トリプルカメラにアップグレードし、フラッシュライトはカメラモジュールの下の方に移動しました。このデザインはiPhoneよりはるかに良いです。
カメラ面では、上から、望遠、広角メインカメラ、超広角です。一つ目のカメラは輝度のデコレートがあり、異なる明るさに異なるエフェクトがあります。このデザインは大きく評価されるべきであり、バックのトリプルカメラも見た目が調和されていて、スマホのレベルを引き上げました。
左からマイク、USB Type-C、スピーカーです。アンテナは底部の両辺に設置されています。アンテナと金属の縁は少しの色違いがあります。
頂部には赤外線発信器、その隣にはノイズ低減マイクとアンテナがあります。
全体の厚さは7.61mm、ベゼルはわずか3.5mmであり、ベゼルが細く見えるのは、サムスンのやり方と少し似ています。ボタンのデザインはMIX 3と同じであり、独立AIボタンを追加しました。AIボタンはタップ、ダブルタップ、長押機能に分けることができます。そのボタンは少し緩くなっている感じがあって、造りに進歩する余地があります。
サムスン AMOLED(有機EL)ディスプレイ、6.39インチ、解像度は2340 x 1080、FHD+、403PPI、Corning Gorilla Glass 6。
標準モード―色温度6525K
標準モード―sRGB 92.7%の色域をカバー
標準モード―平均deltaE2.8
拡張モード―色温度7551K
拡張モード―sRGB色域 145.3%をカバー
拡張モード―sRGBの下で平均deltaE 5
拡張モード―P3色域100%カバー
拡張モード―P3の下で平均deltaE 3.5
自動適合モード―色温度7530K
このディスプレイの各項目の数値は前世代とあまり変わりはなく、パフォーマンスも一般的であり、サムスンのAディスプレイの正常な水準に属します。しかし、自動適合モードの中で、いくつかのカラーが比較的に軽い感じがします。
愛搞機の実機テストを通して、手動最高の明るさは412nit、日光の下での自動的な明るさ調整の発光度は563nitです。このパフォーマンスは十分にすべての情景を処理することができます。色彩のパフォーマンスは普通ですが、明るさにおいてはすばらしい成績を残しています。
Xiaomi 9は現在Snapdragon 855チップを搭載した二つ目のスマホであり、7mnプロセス、CPU超大コア概念に入り、1つ超大コア、3つ大コア、4つ小コアで組み合わされた1+3+4モードになっています。
超大コアKryo 485 Gold(A76ベース)、2.84GHz 512KB L2 Chahce。大コアと超大コアの構造は同じですが、クロック数が2.42GHzまで落としています。それぞれのコアは256KB L2 Cache。小コアKryo 485 Silver(A55ベース)1.8GHz それぞれのコア128KB L2 Cache、8つのコアは共に2M L3 Cacheを共有しています。GPUはAdreno 640 585MHzにアップグレードしています。内蔵は依然と変わりなくダブルチャンネルのLPDDR4xを使用し、クロック数は2133MHzまで引き上げています。
Lei Junは発表会で、Snapdragon 855は全世界で最もすごいチップであると言いました。以下はベンチマークを通してどれだけすごいかを見ることができます(Kirin 980、アップルA12、Snapdragon 845との比較)。
Geekbench 4のテストで、Snapdragon 855はシングルコアであれ、マルチコアであれ、アンドロイドでトップの水準を持っています(ここではExynosシリーズを考慮しません。9820シングルコアはA12に近いので)。Snapdragon 855はKirin 980より少し上ですが、アップルのA12にはまだ匹敵しません。
RARテストの中でKirin 980は逆にSnapdragon 855を超えていますが、それはSnapdragon 855がキャッシュを外したからであり、Snapdragon 855はわずか2M L3の共有キャッシュしかなく、三つの大コアのL2キャッシュも256KBまで減らしており、Kirin 980は4M L3共有キャッシュを持っており、4つのA76大コアにすべて512KB L2キャッシュを持っているので、キャッシュが必要なテストでは、Kirin 980が優勢になっています。
円周率の計算に関して、Snapdragon 855とKirin 980にあまり違いはなく、すべてSnapdragon 845よりかなり速くなっています。
Qualcommは、新しいAdreno 640は前世代より20%速いと示しています。テスト結果を見ると、基本的に実際そうであることがわかります。ですから、Kirin 980を引き離すことに問題はありません。しかし、毎年50%アップグレードするアップルのA12と比べてなお比較的大きな差があります。アンドロイド陣営におけるAdrenoはなおリードを取っている地位にいますが、以前のように差は激しくありません。
Snapdragon 855のメモリクロック数は2133MHzまで引き上げ、Kirin 980と同等になりました。AndEBenchProのメモリに対する各テスト項目においてすべて向上しており、シングルコアであれ、マルチコアであれ、アンドロイドにおいて最高の水準を持っています。しかし、遅延という項目はまだKirin 980に及びません。
スマホのフラッシュメモリの技術は長い間突破がありませんでした。今や各メーカーのフラグシップ機はUSF 2.1フラッシュメモリを搭載しており、あまり違いはありません。みなUSF 2.1の正常な水準です。さらに速い読み書きの速度が欲しいなら、サムソンS10発のUSF 3.0を待たなければなりません。Xiaomiも早くついていくことを望みます。
10分間世界を開放し、平均55fps、正面の最高温度は40.8℃、背面の最高は38.7℃。CPUの超大コアはあまり発揮しておらず、負荷は大きくない。クロック数もよく825MHzあたりを徘徊しており、大コアの発揮に対して安定しており、基本的に2419MHzに保って稼働しています。
要約:Snapdragon 855は各テスト項目の中ですばらしい成績を残し、アンドロイドのトップのチップにふさわしいのですが、Qualcommは、常にリードを取っていたGPU面で進歩の幅を緩めました。当時の845の最高性能はA11に至りませんでしたが、エネルギー消費率はやっとA11を超えました。しかし、今年の855はGPU面において、最高性能はすでにA12から大きく引き離されており、その差が大きすぎるので、エネルギー消費率を議論する必要はありません。
上記の測定を経て、Lei Junは決してホラ吹きをしているわけではなく、確かにSnapdragon 855は全世界で最強のチップですが、全宇宙最強のアップルA12の前では、少し力不足です。最後にA12は、「わたしを倒せるのはiOS 13だけだ」と示しています。
発表会の中でLei JunもXiaomi 9の写真撮影を重点的に強調しました。今回のXiaomi 9はトリプルカメラにアップグレードし、広角に望遠を加えるという主流モジュール以外に、超広角を加えました。超広角の相当焦点距離13.25mmはMate 20の超広角よりさらに広くなっています。Lei Junはこのように示しています。超広角を利用してマクロ撮影を実現させることが出来、オフィシャルでは4CMマクロ写真を撮影できると謳っており、現場で某国際の果物ブランドを辱めました。
4800万ディフォルトモードとの比較
Xiaomi 9が採用したIMX586センサーは原画像4800万画素の写真を出力することができますが、撮影のインターフェイスで開いた4800万は、原画像の1200万から補間してできたものです。真の原画像の4800万画素はプロモードの中にあります。まずXiaomi 9の各モードにおける4800万の違いを見てみましょう。
このXiaomi 9の4800Wはうまく発揮しておらず、補間したパフォーマンスの方が良い時があり、原画像出力したパフォーマンスの方が良い時もあります。また、4800W原画像は一層のカバーで覆った感じがして、画面からはきれいに見ることができません。
日中の景色
以下におけるXiaomi 9の4800万画素のサンプルはすべてプロモード出力用で比べています。何の違いがあるか見てみましょう(比較対象:Honor V20、Huawei Mate 20 Pro、Xiaomi 8):
景色1
景色1拡大
景色2
景色2 4800万画素を使用 拡大
4台のスマホの初見はみな似ており、カラーがほとんど同じですが、V20はやや不安定であり、時々ホワイトバランスが青に偏っています。
Xiaomi 9の許容度はHonor V20よりやや優れており、解像度面において大きな差はありません。はっきりと比較したいなら、Honor V20は少しXiaomi 9より勝っているということです。
4800Wモードを使用した後、各メーカーの解像度は著しく上がっており、ノイズが消え、解像度は基本的に同じレベルにあります。
まとめ:日中のXiaomi 9の写真撮影で特に問題は見あたらなく、フラグシップ級にふさわしいパフォーマンスを持っていました。Xiaomi 8と比較して、主に解像度と許容度が向上しました。Honor V20と比較して、許容度が優れているのと画像出力が安定しているということです。
夜間撮影のサンプル
夜景1
夜景1 拡大
夜景2
夜景2 拡大
スーパー夜景を使用していない状況の下で、Xiaomi 9の夜景撮影は、暗い部分をケアすることに偏っており、Xiaomi 8と比べて進歩していますが、細部において比較的に曖昧です。解像度と明るい光の抑制はHonorとHuaweiより劣っていますが、いくつかの情景の中でHonorの画面は白くなって十分に安定していません。
スーパー夜景
スーパー夜景を使用した後、Xiaomi 9の画面の明るさが顕著に上がり、明るい部分の詳細も保たれていますが、同様にスーパー夜景を使用したHuaweiとHonorに勝ることはありませんでした。Huawei2兄弟の6枚のサンプルですが、ビルの屋上の細部までもはっきり見ることができますが、Xiaomiは黒く見分けがつきません。
まとめ:Xiaomi 9のカメラ写真における質に関してはまだ大きく改善する余地があります。Xiaomi 8と比べると確かに進歩していますが、同じIMX586のHonor V20と比べると、まだ足りない部分があります。例えば、夜間の明るい光の抑制が劣っており、画質も比較的にぼやけていますが、スーパー夜景モードがあるゆえに、これらの不足を補っています。また、今後において、Xiaomiがソフト演算を強めることを願います。このCMOSはまだ磨くことが出来る潜在能力を持っています。
下に超広角の写真を一枚載せます:
メインカメラ27mm広角
13.25mm超広角
このように見るととても驚異的です!
Xiaomi 9の電池容量は3300mAhであり、27Wの高電圧急速充電と20Wワイヤレス急速充電に対応しており、付属品は27W電源アダプターです。ワイヤレス充電器は別売りです。
「愛搞機」による標準的な2時間使用テストで、電池残量は83%でした。
実測ではXiaomi 9の付属品の電源アダプターを使用し、最高出力電力24W前後(Xiaomi 9急速充電で、画面ロック状態とロック解除状態における最高電力の差はあまり大きくありません)、フル充電所要時間は1時間6分であり、去年のフラグシップ機Xiaomi 8より、大幅に向上しています。
Xiaomi 20Wのワイヤレス充電器(メーカー定価約1700円)フル充電実測でわずか1時間32分です。ワイヤレスは爽快です。常にワイヤレスは常に爽快です。
1 ショートカット起動
指紋認証ロック解除後に長押しを続けると、ショートカットがポップし、スライドしてAIアシスタントやAlipay/Wecchat pay支払い番号を呼び出すことができます。
2.AOD(Always On Display)新しいフォーマット
ロック画面の表示多くのフォーマットが選択できます。
3.ダークカラーモード
システムでダークカラーモードを加え、ほとんどのシステムのアプリをカバーしますが、サードパーティのアプリ対応に欠けています。
4.Game Turbo
システムのメイン頁にゲーム加速APPを追加しました(削除可能)。開いたら、GAME TURBOの動画が展開されます。
メインページの上にCPU、GPU使用率と電池容量が表示され、右上の方にゲームと設定のメニューを選択することができます。このページは横画面でしか操作できませんが、次の設定メニューでは縦画面操作になります。このロジックは少しおかしいので、メーカーに縦画面機能を追加することを期待します。
高度な設定をタップすると、タップ選択があり、ゲーム画面にフィルターを追加することができます。これは、Xiaomiのオフィシャルのプラグインでしょうか?
ゲーム中に両端の上方の縁から内側にスライドすると、GAME TURBOメニューを呼び出し、CPU、GPU占有率とFPSを表示します。もし、温度表示があれば完璧でした。ゲームをやりながら、彼女と話して、攻略を調べることも問題ありません。
下記にいくつかの利点と欠点をまとめました。
Snapdragon 855 SoCを搭載している。現在、アンドロイドでSnapdragon 855を搭載している2つ目の機種であり、855は大量流通前においてはとても競争力のあるものです。
撮影能力は優れている。Honor V20には勝りませんが、ハードの素質において、他のスマホと比べても劣ることはありません。
付属品の27W快速充電電源アダプター、20Wワイヤレス快速充電に対応。充電速度は以前より比べものにならないくらい速くなっています。
振動モーターが大きく向上。iPhoneのようなX軸線性の超大型モーターとは比べられませんが、すでにとてもすばらしい振動の感触を持っています。
コスパは高い。定価約5万円からで、Snapdragon 855、IMX586に超広角トリプルカメラ、27W急速充電電源アダプター、20Wワイヤレス快速充電対応を買うことができます。
撮影能力に大きく進歩する余地がある。
最高スペックは8GB+128GBしかない。我々のようなオフラインで動画を見る人たちにとって、この容量は物足りない感じがします。
本当に他の欠点が見あたりません。約5万円はお得すぎます。
Xiaomiの年度フラグシップ機として、Xiaomiはわたしたちに満足のいく「回答」をしてくださいました。Xiaomi 9は各面において、バランスがとれたパフォーマンスをしており、定価が約5万円はお得で、おすすめです。しかし、それはあなたが手に入れることができたならというお話です!
新品も中古もiPhoneの高価買取ならアメモバに!
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出所:愛搞機
翻訳者:Amemoba メディア運営チーム