ほとんど知られていないiOS11.3の4つの新機能
iOS11.3の「バッテリー管理」と「仮想ICカード」機能は、ほとんどの方が知っていると思いますが、実はこれからご紹介する4つの新機能は、もっと皆さんに知っていただきたいと考えています。
先週、iOSはiOS11.3バージョンにアップデートされました。ユーザーにとって待ちどおしかった、これまでのiPhone上に存在した「アンダークロック」問題を解決できる「バッテリー管理」機能がようやく搭載されました。
更に、上海と北京で使える「仮想ICカード」機能も中国国内のApplePay上に搭載されました。しかし、「バッテリー管理」と「仮想ICカード」の他、iOS11.3には、ユーザーの日常の使用感を大幅に向上させるにも関わらず、ほどんと知られていない新機能もいくつか搭載されています。
では、具体的にどのような新機能なのか一緒に見てみましょう。
iOS11.3でスピードと性能の上昇――新しいRAMコントロール・メカニズム
これまでのiPhoneの場合、「バッテリー管理」機能を停止したら、システムのスピードと性能には明らかに上昇する事が計測できますが、それはプロセッサーにある「アンダークロック」という問題を解決したからだけではありません。iOS11.3の中にアップルは新しいRAMコントロール・メカニズムを加えたこともその一つの要因です。
以前のiOS11バージョンでは、RAMコントロールの問題はずっと深刻で、かつ解決されていなかったので、iOS11バージョンのiPhoneの評価は毎回Android機種に負けていました。
その原因を追究すれば、RAMの空間利用率を有効的に利用できず、バックグラウンドにあり、使用されていないアプリケーションが「フリーズ」の状態になっているため、常に完全にシャットアウトされることにあると考えられています。ユーザーは一旦使用しなくなったアプリケーションを再び使おうとした時、毎回再起動しなければならないので、効率が極めて低くなってしまいます。
しかし、iOS11.3では、RAMの空間利用率問題は大幅に改善さたため、バックグラウンドにあるアプリケーションは「フリーズ」の状態にならず起動速度もより迅速になっています。
App Storeでレビューの並べ替え
現在のApp Storeでユーザーが選べる並び替え順は「参考になった」、「高評価」、「低評価」、「最新」4つです。この4種類の並び順のおかげで、ユーザーは自分にとって必要な情報を簡単に手に入れられます。以前のApp Storeではレビューの内容が非常に質が低く、大半は無意味な内容でした。
ユーザー名とパスワードがアプリケーションで自動的に保存
これも一部の人にだけ知られている新機能です。以前のiOS11バージョンではSafariはユーザー名とパスワードを自動的に保存する機能を搭載していました。つまり、サイトにアクセスすればユーザー名とパスワードは自動的に書き込まれた状態になります。そして、iOS11.3バージョンでは、更にこの機能がアプリケーションにも応用されました。
例えば、Safraiでラインを登録し、そして、ラインのアプリケーションを利用しようとすると、ラインのユーザー名とパスワードは自動的に保存されて書き込まれています。こうすれば、自ら苦労してパスワードを暗記したりサードパーティーのアカウント管理を使用したりせずに、全部iOSとSafariに任せればこと済みます。
大文字&小文字、バグの修復
以前のiOSバージョンでは、アルファベットを入力した時、もし間違えたら「バックスベース」を押してアルファベットを一つずつ削除しなければなりません。そして、ようやく再入力できると思ったら、iOSでは頭にあるアルファベットを大文字として自動的に選択するため、また「caps」を押して大文字を小文字に切り替えなければなりませんでした。しかし、iOS11.3ではこれらの問題は既に全部解決されました。
もちろん、以上のような4つの新機能以外、Arkit、Animojiなど、その他の新機能も搭載しましたが、実際先ご紹介した4つの新機能はユーザーにとって最も知っておくべきな重要な新機能だと思っています。
著者:Amemoba メディア運営チーム