OnePlus 7T Pro McLarenレビュー|5Gがなくても深くわたしの心をつかんだ
From: 愛搞機靚仔們 愛搞機 2 days ago
本文作者:Hikari
画像:陳不是
OneOlus 7 Proの発表から半年が過ぎましたが、筆者はこのスマホをずっと気に入っていました。特に2K 90HzディスプレイにX軸振動モーターとダブルスピーカーを愛してやみません。これもまたこの半年間使う頻度が最も高いスマホです。今OnePlus 7T Pro Mclarenも発売され、筆者もOnePlus 7T Pro Mclarenをメイン機種に変えました。OnePlus 7 Proと組み合わせて、OnePlus 7T Pro Mclaren版に使用感想を語ってみたいと思います。
スペックはあまり変わらない|OnePlus 7T Pro McLarenレビュー
まずOnePlus 7T Proと半年前のOnePlus 7 Proはハード上において実質的な区別はなく、言えるのはプロセッサーぐらいです。SnapDragon 855からSnapDragon 855+にアップしました。SnapDragon+のアップは大コアのクロック数が2.84GHzから2.96GHzにアップし、GPUのクロック数も585MHzから675MHzに上がりました。
他に変わりはあまりありません。なおQualcomm X24 LTEモデムを使っており、X50ベースバンドをプラグインしていないので、OnePlus 7T全シリーズは5Gを更新していません。少なくても中国国内はこのようです。
全体から見て、性能の上限が上がっています。それは、クロック数が上がったことのみによります。他の面では変わりありません。ですから、電力消費率などにおけるアップはありません。性能が上がったゆえに、電力消費と発熱も相応に上がっています。
フラッシュメモリは依然としてダブルチャンネルのUFS3.0であり、同じくext4ドキュメントシステムを使用しています。ですから、性能を通してこの二台を区別することができません。実際において、筆者はOnePlus 7 ProからOnePlus 7T Proに変えた時、スムーズさの変化を感じることはありませんでした。依然として、雲の如く、水のように流れる動画と非常にスムーズなシステムであり、855から855 Plusになったことによるアップを体感することはありませんでした。
外観に少しの変化あり|OnePlus 7T Pro McLarenレビュー
7T Proには二つのカラーだけあって、一つはブルー、もう一つはMcLarenです。最高スペックの12GB+256GBはMcLaren仕様であり、8GB+256GBはブルーだけです。以上の二つのスペックですが、7T Proのブルーと7 Proのブルーには少し違いがあります。7 Proのブルーはもっと深く、7T Proのブルーはもっと薄く、緑かかっています。また、7T Proはカメラモジュールの中のAurora Focusモジュールをカメラの左側に移したことによって意外性を感じました。個人的には7 Proのもっと落ち着いているカラーが好きです。しかし、二つを手に取ってもあまり違いはなく、二つとも触れていてとても心地良いつや消しガラスです。
また、McLarenはレイアウトが全く変わらない状況で、新しくスキンをデザインしました。バックパネルはブルー版のグラデーションつや消しガラスから「MacLarenカラー」のミラーガラスになり、この「MacLarenカラー」の全体的なデザイン思考は去年のOnePlus 6T MacLarenと同様な路線にあって、ブラックをベースとして、オレンジをライトカラーとして、真ん中にオイルの模様が隠れています。レーザーモジュールも、ブラックのベースカラーによってうまく隠されていてとてもすばらしいです。バックパネルの「OnePlus」LOGOが「McLaren」になりました。
McLaren版は去年と同じ高い品質を維持しました。全体から見ると、OnePlus 7 Proブルーより少し優れています。
総合的に見て、筆者はOnePlus 7 Proと7T Proシリーズの外観と触感に対して、どんな不満もありません。すべては今年に筆者がレビューしたスマホの高い水準に属しています。
McLaren専用機能|OnePlus 7T Pro McLarenレビュー
レビューしていて少し異なっていたのは、ソフト面です。まず、McLarenの指紋認証のアニメーションがオリジナルよりかなり格好良くなっており、次にMcLarenは新しいロック画面の時計スタイルを加えました。それはMcLarenデザインに準じたスタイルであり、主にオレンジの指針と文字盤を使用し、一定の新鮮感をもたらしました。しかし、惜しいことに、依然としてAlways On Displayを提供していません。
OnePlusのロック画面のロジックはディスプレイをタップした時、あるいはスマホを上げた時に表示されるのであって、サムスンのように常に表示することはできません。筆者は別にこの機能を気にしているわけではありませんが、OnePlusがそのようにしているので、もっと省電力になっているでしょう。
また、新しく通知ライトを加えました。ディスプレイの両脇の下から上まで駆け上がり、レッドオレンジのラインと組み合わさって、以前の通知ライトより確実に格好良くなっています。
通知欄もカスタマイズされ、下にスワイプした通知欄から見るテーマもオレンジを使用し、状態欄の底部には模様が隠れています。
以上がMcLaren版の専用機能ですが、これらの機能はあなたの使用中に実際的で大きな助けを与えるわけではありませんが、あなたに新鮮さと満足感を与えます。これからソフト面における最大の改善をお話したいと思います。
Oxygen OS 10|OnePlus 7T Pro McLarenレビュー
Oxygen OSのバージョンも10に更新されました。9と比べて、OnePlusはディフォルトの画像を再描画して、画像のフォーマットを統一しました。OnePlusのオリジナル画像に対応しないアプリも自動的に丸角長方形に変換されます。以前のように無秩序のように乱雑することなく、美観が大きく一歩前進しました。
Oxygen OS 10はまたお財布アプリ(実は、OPPOにあるお財布アプリ)を加えました。以前の公共交通カード機能もお財布アプリに入れることができます。そしてドアロック機能を加えました。お財布アプリの中にスマホの電子マネーチャージ、パケットのシェアなどのとても良く使われる機能があります。
追加できるカードの数も増え、種類において、基本的に中国国内のほとんどの地区をカバーし、古いカードの移行にも対応しています。しかし、残念なことは、筆者のカードの移行がうまくいかなかったことです。OnePlus 7 Proにおいてこのお財布アプリはなく、自分でダウンロードしてインストールしても開かないので、現在から言うと、このカード移行機能は、OnePlusユーザーにとって意味がありません。なぜなら、OnePlus 7 Proが最新版に更新しても、お財布というアプリはなく、自分でインストールしても開くことができなかったので、この機能は以後徐々に改善されてから使いものになります。
最も残念なのはOnePlusが「Pay」の支払を出していないことです。深圳で毎日Unionカードを使って地下鉄に乗ることはとても便利ですが、OnePlusは今になっても「Pay」を開通しておらず、ただ別のスマホや、銀行カードを出して通さなければならないので、少し不便です。来年にこの機能が開通されると聞いていますが、期待しましょう。
指紋認証はGoodixのG3.0のカラー指紋認証にアップグレードしました。理論上では、もっと安全になりましたが、実際的に使ってみて、後退した感じです。認識速度が低下した同時に認識許容率が下がりました。本当にOnePlus 7 Proより劣ると感じました。
出力は変わらず、充電時間が短縮|OnePlus 7T Pro McLarenレビュー
充電はWARP急速充電を継続しました。6T McLarenから7T McLarenに引き継がれ、最高出力は依然として5V6A、最大30Wです。メーカーは充電曲線を最適化し、充電出力が変わらない状況の下で、充電所要時間を減少させました。
OnePlus 7T Pro 充電曲線
実測を通して、OnePlus 7T Proは0%から充電完了までわずか1時間2分を要しました。今年の上半期のOnePlus 7 Proの1時間18分と比べると大きな進歩であると言えます。
OnePlus 7T Proの充電出力変化
OnePlus 7 Proの充電出力変化
この二台のスマホの充電曲線から見ることができますが、OnePlus 7T Proの充電時間の減少の秘訣は最高出力の持続時間を増やしたことです。14分間も充電出力を25W以上に維持し、40分間15W以上のライン出力を保ちました。OnePlus 7 Proの充電曲線と比べるとはっきりとわかります。
充電曲線を最適化しましたが、旧OnePlus 7 Proはハード(充電器)のアップグレードを通しても同じようにできません。メーカーによれば、OnePlus 7T Proのシステム内部のハードを変えたことによって、同じ充電器で充電時間の短縮効果を得ることができました。
他の新しい要素は基本的にアンドロイド10によってもたらされたものです。たとえば、ピルジェスチャー操作、新しいミュージックステータスバーなどです。
上記のものは、OnePlus 7T Proであり、OnePlus 7 Proに対するアップグレードです。これからなぜわたしがこのスマホを愛してやまないのかをお話したいと思います。
長所&短所|OnePlus 7T Pro McLarenレビュー
ディスプレイの優秀な体感は述べるのに値します。2K 90HzサムスンAMOLEDディスプレイ、疑いもなくトップクラスのディスプレイであり、高リフレッシュレートに高解像度です。文字の縁もはっきりとしており、スワイプはとてつもなくスムーズで、飛躍的な体感を感じます。
優秀なディスプレイに強力なダブルスピーカーが組み合わされるということは、最高のメディアプレイヤーです。トルーフルディスプレイデザインで、21:9の映画を再生して内容をすべて表示することができます。これもトルーフルディスプレイデザインのメリットです。
下半期に国産のメーカーがこの優秀なディスプレイに続いて、アップグレードすると思ったら、下半期になっても各スマホメーカーはまだ撮影において足踏みしており、OPPO、OnePlus、realmeだけが90Hzについて行きました。
水平線モーターもアンドロイド陣営の中でとても優秀なパフォーマンスを持っており、タイプの振動反応はとても心地良く、アンドロイド一軍のパフォーマンスに属します。中国国内において、現在水平線モーターを使用しているスマホが多くなってきており、振動体感も良くなってきています。これは、OnePlusのみのメリットではありません。
Oxygen OSの使い心地も非常優秀で、システムに広告がなく、グーグルオリジナルのAndroidに近い方です。また、OnePlusはオリジナルのベースにおいて、多くのローカライズ機能を加えました。たとえば、検証コードの自動記入、サブウィンドウのクイックメッセージ、メッセージのカード形式への自動整理などです。また、オリジナルのシステムへの変更が大きくないので、アンドロイドシステムにおける各種のディフォルトのスムーズさは、トップを争います。
こんなに多くの長所を語りましたが、このスマホは完璧ではありません。いくつかの言うべき短所もあります。
システムの明るさ自動調整がひどくて、半年前からOnePlus 7 Proを使っていた時に、明るさ自動調整が良くないと感じていました。半年後のOnePlus 7T Proになっても進歩していると感じませんでした。あるとき、ベッドでスマホを使っていた時、突然明るさが暗くなり、手動で明るさを上げなければなりませんでした。また数分後にシステムは自動的に明るさを低くして、最終的にこの問題を解決するために明るさ自動調整をオフにせざるを得ませんでした。
PD高電力急速充電に対応していません。Warp 30W急速充電は速い方で、約一時間で充電完了しますが、問題は充電ケーブルと充電器はメーカーのでなければなりません。時々出張するときに、一本のケーブルで数台の充電問題をまかないたいのですが、OnePlusのこのPD急速充電電力は15W(5V3A)しかなく、また互換性が特に悪いので、多くの充電器はOnePlusのPD急速充電に対応しません。
また、お財布機能は別のメーカーに及ばず、「Pay」機能がありません。そしてドアロックカードも最近入れたものであり、カード移行機能はまだ貧弱です。しばらくまだOnePlus 7 Proの公共交通カードをOnePlus 7Tシリーズに移行できません。聞くところによると、OnePlusはすでに内部でテストし、来年にOnePlus Payを押し出すようです。
そうであったとしても、OnePlus 7 Proシリーズは筆者が今年で最も満足したスマホであり、各面の体感は特にメディア面において、非常に優秀でした。今は5Gがなく、少しの問題がありますが、依然としてわたしが使っていて最も楽しいスマホです。アップルのiPhone XRより遙かに良いです。来年はOnePlusがさらに努力してもっと良い商品を出してほしいと願うばかりです。
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出所:愛搞機
翻訳者:Amemoba メディア運営チーム