iPhoneの買い取りと下取り、どっちが高く売れる?
街の買い取り専門店やリサイクルショップでは、スマホを買い取ってくれます。
その一方で、大手キャリアは機種変更を条件に、スマホ下取りサービスをしています。
買い取りと下取り、どっちがおトクなのか?
ちょっと調べてみました。
iPhone買取のプロが教えるiPhoneを高く売るコツはこちら
◆大手キャリアのiPhoneの下取り価格
三大キャリアでは、機種変更などの条件を満たせば、それまで使用していたスマホを下取りして、機種変更に必要な金額の一部に充当してくれるサービス・キャンペーンがあります。
キャリアにより、条件や下取り価格は異なります。
以下にその一例をご紹介します。
・docomoの下取り価格(2021年6月1日(火曜)以降の価格)
※docomo以外で販売されたiPhoneの下取りや最新価格はこちら
下取り対象機種 | 下取り価格 (店頭/郵送下取り価格) |
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良品 | 画面割れ品 | 機能不良品 | |
iPhone11 (64GB) |
26,500円 | 8,000円 | 7,000円 |
iPhone11 (128GB) |
30,400円 | 9,100円 | 7,600円 |
iPhone11 (256GB) |
36,600円 | 11,000円 | 8,000円 |
iPhone11 Pro (64GB) |
38,500円 | 11,600円 | 9,000円 |
iPhone11 Pro (256GB) |
48,800円 | 14,600円 | 9,800円 |
iPhone11 Pro (512GB) |
56,900円 | 17,100円 | 10,600円 |
iPhone11 Pro Max (64GB) |
48,000円 | 14,400円 | 11,400円 |
iPhone11 Pro Max (256GB) |
59,700円 | 17,900円 | 11,800円 |
iPhone11 Pro Max (512GB) |
68,700円 | 20,600円 | 12,800円 |
iPhone XS (64GB) |
23,600円 | 7,100円 | 3,400円 |
iPhone XS (256GB) |
35,500円 | 10,700円 | 4,200円 |
iPhone XS (512GB) |
41,800円 | 12,500円 | 4,400円 |
iPhone XS Max (64GB) |
32,100円 | 9,600円 | 5,200円 |
iPhone XS Max (256GB) |
45,200円 | 13,600円 | 5,800円 |
iPhone XS Max (512GB) |
52,500円 | 15,800円 | 6,000円 |
iPhone XR (64GB) |
14,900円 | 4,500円 | 3,400円 |
iPhone XR (128GB) |
23,000円 | 6,900円 | 4,000円 |
iPhone XR (256GB) |
30,200円 | 9,100円 | 4,200円 |
iPhone X (64GB) |
15,300円 | 4,600円 | 2,400円 |
iPhone X (256GB) |
28,300円 | 8,500円 | 2,800円 |
iPhoneSE(第二世代) (64GB) |
27,100円 | 8,100円 | 2,000円 |
iPhoneSE(第二世代) (128GB) |
31,400円 | 9,400円 | 2,600円 |
iPhoneSE(第二世代) (256GB) |
34,600円 | 10,400円 | 3,000円 |
iPhone 8 Plus (64GB) |
22,500円 | 6,800円 | 2,200円 |
iPhone 8 Plus (256GB) |
26,400円 | 7,900円 | 2,400円 |
iPhone 8 (64GB) |
8,000円 | 2,400円 | 600円 |
iPhone 8 (256GB) |
19,500円 | 5,900円 | 800円 |
iPhone 7 Plus (32GB) |
13,200円 | 4,000円 | 1,200円 |
iPhone 7 Plus (128GB) |
15,000円 | 4,500円 | 1,400円 |
iPhone 7 Plus (256GB) |
17,400円 | 5,200円 | 1,600円 |
iPhone 7 (32GB) |
6,100円 | 1,800円 | 200円 |
iPhone 7 (128GB) |
7,100円 | 2,100円 | 200円 |
iPhone 7 (256GB) |
8,900円 | 2,700円 | 400円 |
iPhone 6s Plus (16GB) |
7,900円 | 2,400円 | 200円 |
iPhone 6s Plus (32GB) |
9,200円 | 2,800円 | 200円 |
iPhone 6s Plus (64GB) |
10,500円 | 3,200円 | 400円 |
iPhone 6s Plus (128GB) |
12,000円 | 3,600円 | 400円 |
iPhone 6s (16GB) |
2,500円 | 800円 | 100円 |
iPhone 6s (32GB) |
3,200円 | 1,000円 | 100円 |
iPhone 6s (64GB) |
4,100円 | 1,200円 | 100円 |
iPhone 6s (128GB) |
4,800円 | 1,400円 | 100円 |
iPhone 6 Plus (16GB) |
3,000円 | 900円 | 100円 |
iPhone 6 Plus (64GB) |
4,600円 | 1,400円 | 200円 |
iPhone 6 Plus (128GB) |
5,500円 | 1,700円 | 200円 |
iPhone 6 (16GB) |
800円 | 200円 | 100円 |
iPhone 6 (64GB) |
1,800円 | 500円 | 100円 |
iPhone 6 (128GB) |
2,500円 | 800円 | 100円 |
iPhone SE (16GB) |
1,700円 | 500円 | 100円 |
iPhone SE (32GB) |
2,200円 | 700円 | 100円 |
iPhone SE (64GB) |
4,100円 | 1,200円 | 100円 |
iPhone SE (128GB) |
5,400円 | 1,600円 | 100円 |
適用条件
①携帯電話機などのご購入時に、iPhoneを下取りに出していただくこと
➁dポイントクラブ/ドコモビジネスプレミアクラブに加入されていること
③以下の下取り条件を満たす対象機種を下取りさせていただくこと
下取り条件
①ドコモが販売したiPhoneの場合、下取り申込みする自回線の機種購入履歴に登録されており、その購入において不備・不正や機種購入代金の未払いがないこと
➁他社が販売したiPhoneの場合、以下条件を満たす必要があります
③下取り申込み機種が正規店で購入されたiPhoneであること
④新規契約(MNP含む)と同時に、ドコモのiPhone・iPad・スマートフォンやタブレット、ドコモ ケータイをご購入いただき、下取りのお申込みをいただくこと
⑤下取り申込み機種にネットワーク利用制限がかかっていないこと
⑥下取り申込み機種に故障、水濡れ、破損がなく、正常に動作すること
⑦下取り申込み機種に記録されているメモリ/データが消去できること(一切のデータはお客様ご自身の責任で消去していただきます)
⑧改造していないこと
⑨お客様が下取り申込み機種の所有権を有していること
⑩電源ボタン・リアカバー・充電口のキャップ・電池・アンテナなど、購入時に本体に付属しているものについて紛失していないこと
・auの下取り価格
※最新のauの下取り価格はこちら
適用条件(詳しくはこちら)
①NTTドコモ・ソフトバンク・Y!mobile・Disney Mobile on SoftBankが販売した下記指定のスマートフォン・従来型携帯電話(ケータイ・PHS)(注2)
➁MVNO事業者が取り扱うiPhone全機種(2017年12月1日より受付開始)(注2)
NTTドコモ キッズケータイ、ソフトバンク みまもりケータイなどは対象外
③割引方法は以下①または②からお選びいただけます。
④auスマートフォン・auケータイの本体価格から割引(注3)
⑤auご利用料金から割引(最大24カ月間の分割割引)(注4)
⑥割引対象合計額が割引額を下回る場合は、割引対象合計額を上限として割り引きます。
⑦WALLET ポイント
・SoftBankの下取り価格
※SoftBankの最新下取り価格はこちら
下取り対象機種
|
正常品
|
破損品
|
iPhone 11 Pro Max
|
51,600円相当 |
15,480円相当 |
iPhone 11 Pro
|
44,400円相当 |
13,320円相当 |
iPhone 11
|
33,600円相当 |
10,080円相当 |
iPhone XS Max
|
30,000円相当 |
9,000円相当 |
iPhone XS |
22,800円相当 |
6,840円相当 |
iPhone XR
|
19,200円相当 |
5,760円相当 |
iPhone X
|
19,200円相当 |
5,760円相当 |
iPhone 8 Plus
|
15,600円相当 |
4,680円相当 |
iPhone 8
|
8,400円相当 |
2,520円相当 |
iPhone 7 Plus
|
13,200円相当 |
3,960円相当 |
iPhone 7
|
6,000円相当 |
1,800円相当 |
iPhone 6s Plus
|
6,000円相当 |
1,800円相当 |
iPhone 6s
|
3,600円相当 |
1,080円相当 |
iPhone 6 Plus
|
3,600円相当 |
1,080円相当 |
iPhone 6
|
2,400円相当 |
720円相当 |
iPhone SE(第2世代)
|
15,600円相当 |
4,680円相当 |
iPhone SE
|
2,400円相当 |
720円相当 |
適用条件1
他社からののりかえ(MNP)と同時にソフトバンクでスマートフォン、ケータイ(当社指定機種)をご購入
データ(パケット)定額サービスへご加入(家族データシェアの子回線を除く)
適用条件2
①MNPの翌月末までに下取りのお申し込みをいただくこと
➁下取り対象機種が正規に購入されていること
③お申し込みする方が下取り対象機種の所有権を保有していること
④製造番号(IMEIなど)が確認でき、改造などメーカーの保証外ではないこと
⑤2017年6月30日以降に「スマホデビュー割」が適用された場合、iPhone またはスマートフォンを下取り対象機種として本キャンペーンにお申し込みいただくことはできません。
以下のような機種は、下取りプログラム(のりかえ)での下取りができません。
1.電源が入らない
(スリープボタンが正常に機能しない)
2.初期化されていない(各種ロックが解除されていない)
どのキャリアでも他社からの乗り換えのサービス・キャンペーンでiPhone11 Pro Maxの下取り価格は50,000円程度のようです。また様々な条件に満たすことが前提になっております。
下取りにはキャリアごとに諸条件が異なりますが、顧客囲い込みの販売戦略から、下取り価格が設定されています。
キャリアで下取りされたスマホの行方は公表されていません。
もしかしたら、国外で再販売されているかも知れないし、メーカーに戻され廃棄されているかも知れません。
◆スマホ(携帯電話)・家電は都市鉱山
最近話題になっているニュースとして、2020年の東京オリンピックで使われるメダルの素材として、スマホを含む携帯電話を都市鉱山として再利用しようとするプロジェクトがあります。
「都市鉱山からつくる!みんなのメダルプロジェクト」と名付けられたこのプロジェクトは、2020年の東京オリンピックで表彰台に立つアスリートに贈る金、銀、銅メダルを全て国内の都市鉱山から製造するプロジェクトです。
メダル全てを「都市鉱山メダル」とするのは、五輪史上初めての試みだそうです。
ちなみに、オリンピック・パラリンピックでは約5000のメダルが授与され、金・銀・銅メダル用にそれぞれ、9.6キログラム、1210キログラム、700キログラムが必要とされています。
金9.6キログラムは、携帯電話だけなら数十万台、パソコンだけなら数万台に相当するそうです。
ただ金メダルは銀の土台に金メッキを施しているため、銀や銅より必要量は少なくなります。それでも、金属の重量は、合計で8トン近くにもなるそうです。
キャリアの下取りプランで回収されたスマホが、実は「都市鉱山」としてオリンピックのメダル原材料になるのかも知れませんね。
iPhoneの買取価格(2021/6 /19 現時点の参考買取金額)
さて、現実に話しを戻して、街のスマホ買い取りショップでの買い取り価格を調べてみました。
iPhoneやiPad高価買取のアメモバのiPhone11 Pro Maxの買取価格は以下の通りです。
※SIMロック解除済みの場合買取価格 最新の買取価格はこちら
iPhone11 Pro Max 64GB |
63000円〜48000円
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iPhone11 Pro Max 256GB |
72000円〜57000円
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iPhone11 Pro Max 512GB |
76000円〜61000円
|
メモリ容量やカラーによって買い取り価格は異なるようです。
やはり、再販売するにあたり、人気のカラー、モデルの方が高価格で売れるからでしょう。
高く売れるのであれば、仕入価格(買い取り価格)を高く設定しても、元が取れます。
iPhone11 Pro Max以外のiPhoneの買取価格はこちら
なぜ買い取りと下取りで差があるのか?
三大キャリアでの下取り価格が約50,000円、買い取り価格(参考)が約63,000円~76000円。
その差は、条件次第ですが、最大で26000円の差も出てしまいます。
単に金額だけ見れば、買取に出した方が、26,000円もお得です。
なぜ、買い取り価格と三大キャリアでの下取り価格に差があるのでしょうか?
それは、キャリアの販売戦略に理由があります。
買い取り価格よりも高い価格で、古いモデルを引き取って自社(キャリア)の通信回線を長く使ってもらおう、という戦略です。
以前、MNP制度を悪用して、キャリアの乗り換えを繰り返し利益を受け取るケータイユーザが問題になりました。キャリアも新規購入のユーザに対し、キャッシュバックを行うなどに対し、行政指導が入った事もあります。
そうした経緯もあり、キャッシュバック制は下火になりました。その代わり、古いモデルを下取りして、自社の新製品に機種変更を促す販売戦略にキャリアが舵を切ったのです。
スマホ買い取り業者は安く買い取って、高く再販売する事で利益を上げようとします。だから、買い取り価格はキャリアの下取り価格より安く設定されているのです。
Amemobaで買い取ってもらう
東京・上野に本店のあるiPhone買取・修理店「Amemoba」があります。アメモバの店舗情報はこちら
専門店でもある「Amemoba」で買い取ってもらった場合の買い取り価格をご参考までにご紹介します。
・iPhone11 Pro Max (512GBSIMロック解除された場合) 76000円〜61000円
買い取り価格としては破格の7万円台です。
もちろん、モデル、カラーなど諸条件はありますが、前述の三大キャリアよりも高価買取しております。また、3大キャリアとも現金ではなく、アメモバではその場で現金での買取も注目すべきところです。
高い買い取り価格を実現した理由は、iPhoneをはじめ人気商品に的を絞った経営戦略によるものです。人気のない在庫を長く抱えるより、人気のある商品を高く買い取って早く売れば、それだけ商品の数(回転数)が上がります。少ない利益でもたくさん売れば大きな利益になる、「薄利多売」でお客様から高く買い取り、早く売り出す事で高い買い取り価格が実現したのです。
買い取りと下取りは目的が違う
キャリアの下取りは自社の回線を長く使ってもらうための顧客囲い込み戦略であるのは、ご説明した通りです。
例え下取りで多少の損失となっても、長い目で見てお客様が自社の通信回線を使う事で利益を生み出すビジネスモデルになっています。
それに対し、買い取りは一度だけのビジネスです。
しかも、買い取ったスマホはクリーニングや修理、初期化、アクティベートなど手間暇をかけて、再販しなければなりません。
スマホには個人情報が入っていますから、初期化は慎重にしなければならず、クリーニングもアクティベートも時間のかかる作業です。
アメモバでは一度買い取った端末はデーター消去やクリーニングを実施し、自社店舗で再販します。結果的に買い取った端末は何処かに処分するではなく、日本の市場に再度流します。スマホの市場動向に常に注視し、端末一台一台の価値を見極め、高価買取できるのです。
最新モデルが春・冬に市場に投入され、熾烈な販売競争があるスマホ業界。
その中で、常に最新モデルばかりが売れるとは限らず、旧スペックでも良いから、安くスマホを使いたい、というユーザも稀にいます。そうした購買層に向けて、中古スマホ市場は存在しています。
買い取りは中古スマホ市場に流すためであって、より端末の市場の最新の価値を見極めることができます。下取りは、自社回線の顧客囲い込み戦略のため。買い取りと下取りでは目的が大きく違うのです。
アメモバは不動品や画面割れ等のジャンク品も高価買取可能
三大キャリアはいずれも正常動作品であることが前提になっています。アメモバではiPhoneの修理も行っており、買取した不動品の端末を部品として再利用できます。よって、例え不動品であっても買取可能です。また、画面割れの端末でも自社修理可能ですので、修理代金を抑えることができ、結果的にキャリアの下取り金額よりも高価買取を実現できるのです。壊れたiPhoneも諦めずに、一度アメモバで査定出して見てはどうでしょうか?
著者:Amemoba メディア運営チーム